【わたしの宝物】深澤辰哉“冬月”との子どもを田中圭“宏樹”を騙して育てようとするヒロイン松本若菜“美羽”にスタート前から「違和感しかない」

 10月17日スタートの新ドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)で松本若菜演じる主人公・神崎美羽が中学生の頃に想いを寄せていた幼なじみ・冬月稜を演じる深澤辰哉に疑問の声が続出している。

 田中圭演じる夫・宏樹がありながら、美羽(松本)は宏樹(田中)のある行動をきっかけに冬月と一夜をともにしたことで妊娠。その子どもを宏樹の子どもとして育てようとするストーリーなのだが、世間からはドラマが始まる前から「違和感しかない」と指摘されているのだ。

 第1の理由が、松本と深澤が幼なじみに見えないというもの。松本は実年齢40歳、深澤は実年齢32歳。美羽と冬月の年齢はまだ公式発表されていないが、中学時代の幼なじみということは、美羽が年上だとしても2歳しか違わない。

 宏樹を演じる田中の実年齢も40歳なので、美羽と宏樹が並んでも違和感はまったくないだろう。しかし美羽と冬月が並んだ姿を想像すると、どうしても姉と弟のように見えて仕方がない。

 宏樹はモラハラ夫、冬月は美羽にとっての正義のヒーローという設定もなんだかしっくりこない。むしろ深澤がモラハラ年下夫、田中が幼なじみの正義のヒーローで、松本がうっかり一夜をともにしてしまうほうがしっくりくる。

 深澤は今年1月期放送の「春になったら」(フジ系)で奈緒演じるヒロインに片思いする葬儀屋スタッフを好演し、その演技力に注目が集まった。しかし松本と田中に並ぶ演技力かと問われたら「NO」と即答できる。おそらく私と同意見の人が世間にはたくさんいることだろう。

 深澤が松本と田中の間に割って入るのは、時期尚早に思えてならない。深澤はこの意地悪な気持ちをどこまでなだめてくれる演技をしてくれるだろうか。10月17日を待ち構えていたい。

(森山いま)

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