幼馴染のママが急死した出来事について触れています。
ただ悲しいよ、健康に気をつけて!という内容ではなく、このママが残してくれたこと、
支えあって子育てしてきたことで得られたことについて記事にしました。
苦しくなりそうな方、読んでいて苦しくなってしまった方は無理せず読むのをやめてください。
大好きなママ友
東京で5人の子育てをしているあんふぁんメイトのゆみです。
ずっと、あんふぁんメイトブログが更新出来ずにいました。ごめんなさい。
忙しい合間に読んでくださる方へ、ちょっとでもお役に立つこと、心が軽くなることを発信したい!!
と思うものの、このママ友のことを伏せて次に進むことが出来ず、かといってどんな形で記事にしてよいものか悩んでいました。
これを読んでくださる方にもきっと、お子さんのクラスのお友だちのママ、仲良くしているママ、支えてくれるママ、尊敬しているママ、先輩ママがいらっしゃるのではないでしょうか?
あなたの心に浮かぶ方をちょっと想像してみてください。
このママ友は、第一子長男の幼稚園のときの同級生のママでした。
我が子たちが通う園は各学年1クラス20人程度の少人数教育の園でした。
そんな小さな園から区内1の規模の小学校へ進学したときも、互いに1人目の子どもであり、子ども同士も支え合って初めてのことに取り組んでいました。
中学校もマンモス校でしたが、このママがいるから、このお友だちがいるから、このご家族となら楽しい3ん年間になるだろうなと思っていました。
お家もすごく近かったので、ご飯を一緒に食べたり、映画に行ったり、家族ぐるみで仲よくさせてもらっていたんです。
私には実母も義母もいなくて、このママ友は20歳年上だったこともあり、
母でもおかしくはない年齢で、不思議なことに顔立ちも母に似ていたんです。
母のようでもあり、姉のようでもあり、友だちでもあり、大好きな人でした。
体育祭で会ったのが最後に…
今年になって新居にお引越しされたこと、違う部活であること、中2になってクラスが分かれたこと、それぞれが少しずつお仕事だったり新しい環境に進んだこと、そもそも子どもたちが大きくなって1人で出来ることが増えてきたことで、会う頻度が減っていました。
6月の体育祭で会ったとき
「やっほーゆみちゃん!元気~?」
と、明るいいつもの姿でした。
そこから3週間後…
ご主人から訃報が届きました。
難病が見つかり、治療が間に合わないくらいあっという間だったそうです。
泣きながら、泣きながら、泣き崩れながらせめて私に出来ることを!
と思って、各学校に進んでバラバラになっていた幼稚園時代のママたちに連絡を取りました。
有志でお花を贈りたい!たくさんのお花で見送ってあげたい。
たくさんの感謝を送りたい。
そんな思いでした。
幼稚園のママたちが協力してくれて、たった1日で全員にお知らせが届き、
有志のはずが、全員が御供花に賛同してくれたんです。
小学校のママたち、中学校のママたちにもお知らせが届き
幼稚園の先生方、小学校低学年の頃の息子とその娘ちゃんの担任だった先生にも連絡が出来ました。
あったかいお式
告別式当日、我が家は3歳、5歳、9歳の子どもたちも含め家族7人全員で参列してきました。
マイクも振っていただき、大好きな想いとたくさんの感謝を伝えさせていただきました。
その告別式は、小学校の新旧PTA役員さんたち、中学校のPTA役員さんたち、違う部活の子、違うクラスの子、中学で初めて一緒になった子、たくさんの方で会場が溢れていました。
用事があり参列が出来ない方々からは、お香典をお預かりさせていただいたりしました。
ご弔電を送ってくださった方々もいらっしゃったそうです。
御供花も、現園長先生からと、教職員御一同様からのものとあり、さらには退職された当時の担任の先生も、当時からいらっしゃる先生もご参列くださっていて、このママの人徳の高さに衝撃を受けました。
認める、褒める、感謝する、無理しない
告別式後も、かかわりのあった方々とのやり取りが続きました。
じっとして何もせずにいたら、悲しみに押し潰されて何も出来なくなってしまいそうで、どこか自己満足な部分もあったとは思いますが、お見送りに少しでもかかわらせていただけてとても幸せでした。
当時の園長先生をご自宅までご案内して一緒にお線香をあげさせていただきました。
これだけたくさんの方に愛され、感謝された彼女。
いつもいろんな人の努力やいいところを認めてくれていました。
いつも明るく挨拶してくれて些細なことですら褒めてくれました。
いつもありがとうと口にしていました。
そして、無理をしない人でした。
・限界までやらない
・余力を残す
・疲れる前に休む
・出来ないことはいい意味で諦めて頼る
・自分を犠牲にしない
・自分を責めない
そんな彼女だったからこんなにたくさんの方に愛され、
娘ちゃんも健やかに優しく育ち
ご主人からも愛されていたのだと納得しました。
1人で頑張り過ぎちゃうママ、パパへ
そのママも、ご主人も、
「子供1人しかいないのにこんなにいいっぱいいっぱい…」
と話していました。
今も、幼稚園のママから同じことを言われます。
だからまだもっと頑張らなきゃ!
と、思うことは私にもありました。
ですが、1人で子育て出来る人はいません。
支え合っていいと思うんです。
支え合うって、認め合うこと、感謝し合うことで成り立っていくんじゃないかな?
と思うんです。
意地とかプライドとかもあるでしょうし、弱さを見せたくない、恥ずかしい、という想いもあるかもしれません。
ですが、無理をして常に120%で張り詰めていたら壊れてしまいます。
とげとげしい心は自分も周りも傷つけてしまいます。
だから無理をしない。
私はこのママ友が愛情こめて育て守ってきた娘ちゃんと、
その娘ちゃんを守るために頑張っているパパさんを
私と我が家の大家族パワーで出来ることで支えていこうと決めています。
繰り返しますが、
無理をしない!
自分が自分じゃなくなるのは、無理しちゃってる証拠です。
ゆっくり白湯を飲むとか小さくて短時間で出来る事でもいいので
優しい気持ちがじんわり広がるような時間をとってみるところからやってみてください。
悲しい内容でしたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
あなたがこの記事を読み始めるとき、思い浮かべていただいた大切な人や大切なご家族にも
愛が広がりますように…
笑顔が続きますように…
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<あんふぁんメイト ゆみ>
夫・長男13歳(中2)・長女12歳(中1)・次男9歳(小4)・次女4歳(年中)・三女3歳(年少)
・こんなときどーする
・時短と賢いプチプラ
正論に疲れたママに勇気を/
配信: あんふぁんWeb