子どもの野菜嫌いを克服できるかも!?「せいろ」で“蒸す”メリット

 野菜炒めや生野菜サラダはなんだか苦手……という家族や子どもに、「どうやって野菜料理を食べさせたらいいのか」と困っていませんか?

 ふっくらやわらかく、素材の甘みを引き出しやすい「せいろ」で、その悩みを解決できるかもしれませんよ。詳しくみていきましょう。

■せいろで蒸すと甘くてやわらかい仕上がりになる

 野菜をせいろで蒸すと、電子レンジなどで温めるのと比べて野菜がやわらかく仕上がり、甘みが凝縮されやすくなります。生野菜や野菜の炒めものは苦手な子どもも、「これなら美味しい!」と食べてくれるかもしれません。

 せいろでの蒸し料理は道具さえそろっていれば手軽に作ることができ、野菜だけでなくごはんやパン、ウインナーやお肉、冷凍食品などもふっくら温めることができます。

■素材本来の味を楽しめる

 せいろで蒸した野菜は甘みがあるので、「そのままで食べられる!」という子も多いです。ほんの少し塩をかけても美味しく食べられます。お好みのタレを用意して楽しんでもOK。素材の味がしっかり出るので、いつもよりソースを少な目にしても満足感を得られます。

 マヨネーズやドレッシングなどをたっぷりかけてなんとか食べさせるのではなく、野菜本来の味を楽しんでもらえると、作り手としてもうれしいですよね。

■用意するのはせいろと鍋と鍋つかみ

 せいろ蒸しは難しいイメージがありますが、必要な道具は意外とシンプル。せいろとお湯を沸かす深めの鍋(浅い鍋だとすぐに蒸発して空焚きになる可能性があるため注意が必要です)、鍋つかみを用意しましょう。

 せいろにぴったり合う鍋がない場合は専用のものをセットで購入するか、蒸し板をかませます。せいろは使う前にさっと水で濡らし、肉や魚などの場合はクッキングシートや葉野菜を敷いて(あるいは耐熱皿に乗せて)蒸します。使用後は水洗いをして風通しのよいところに陰干ししましょう。

 蒸し料理は食材のうまみだけでなく栄養素も逃がしにくく、油や調味料を使わないためヘルシーに仕上がります。温まりやすい食材は数分で蒸すことができるので、時間がない日の時短メニューとしてもオススメですよ。

 栄養もうまみ・甘みもたっぷりの蒸し料理を「せいろ」で楽しんではいかがでしょうか。

(Nao Kiyota)

関連記事:

アサジョ
30~40歳代の女性をメインターゲットにした、大人女子を楽しむための情報サイト。 イケメン・ラブ・エイジングケア・芸能などのホンネの話を楽しめるニュースを毎日提供。
30~40歳代の女性をメインターゲットにした、大人女子を楽しむための情報サイト。 イケメン・ラブ・エイジングケア・芸能などのホンネの話を楽しめるニュースを毎日提供。