ノルマのない仕事 経験者308人アンケート
仕事をする上で「ノルマ」は必要か、否か。ノルマのない仕事を経験したことのある人たちは、ノルマについてどのように捉えているのでしょうか。気になるアンケート調査の結果を紹介します。
調査を行ったのはR&G。2024年7月、ノルマのない仕事をしたことがある308人を対象にウェブ上で実施したものです。男女の内訳は男性113人、女性195人。年代別には20代21.8％、30代39.3％、40代25.3％、50代以上13.6％という構成になっています。
まずノルマに対する考え方として、「ノルマはない方がいい」と考える人は68.5％、「ある方がいい」7.1％、「どちらでもいい」24.4％という結果に。ノルマのない仕事をしたい人（211人）の理由は「ストレスが少ない」が最も多く、以下「質の高い仕事ができる」「職場の雰囲気が悪くならない」「自分のペースでできる」「仕事を好きでいられる」でした。
逆に、ノルマのある仕事をしたいと答えた人（22人）が挙げる理由は「モチベーションアップにつながる」「収入が増える」などでした。また、回答者たちが実際に働いたことのあるノルマのない仕事は、カウントダウン順に医療職・介護職、飲食業、販売員、製造・倉庫内作業、事務職の順です。医療・介護については「交代制なので、次の人にどんどん仕事を手渡していく」（40代女性）、飲食業については「日々決められたことをしていればいいため考える必要がない」（30代男性）、販売員については「プレッシャーが少ないため気軽に接客でき、客の気持ちに寄り添えた」（40代女性）、製造・倉庫内作業については「『時間内にできるところまでやればO』という感じだったので精神的に楽だった」（30代女性）、事務職については「売上に対するプレッシャーがない。追い詰められない」（40代女性）「自分のペースで淡々と事務処理できる」（40代男性）などの声が寄せられました。
（LASISA編集部）
配信： LASISA
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