だから?《されて嫌だった自慢》5選
普通に話したいだけなのに、自慢ばかりしてくる人いますよね? その人たちは、お金持ち自慢から有名人と友達自慢、昔モテた自慢など、エピソードをエンドレスで語り尽くします。自慢話をするのは強烈な劣等感と承認欲求が強いことが挙げられます。そんな自慢話エピソードを紹介していきます。
《1》
聞いてもいないのに、べらべらと身の回りの物をベースに“金持ち自慢”をする人っていますよね? 当時の職場の上司とたまたま一緒になったKさん(男性30代)は、元上司のHさん(男性30代)が家を購入したことを聞きました。「俺の家は注文住宅で、素材にこだわって○○万円したんだけど……」と、聞かれてもいないのに自慢を始めました。当時、最低賃金で給与も上がっていなかったKさんは、Hさんに嫌気がさしていました。そのうえで、「Kもそのうち家買えよ~! うちほどの家は無理だとおもうけど」といった嫌みまで言われたそうです。
《2》
今の職場ではイケていないが、昔の武勇伝を語る先輩や中途社員に出会ったことはありますか? デザイン会社で働く20代のGさん(女性30代)は、中途で入ってきたOさん(女性40代)から「私さ、昔○○商事にいて、取引先は○○で、売り上げは○○億あって、今の仕事は楽で良いわ〜」と大きな声で話されたと言います。その割には新しいやり方に適応できず怒られてばかり。文句ばかり言うので、その後左遷されたようです。
《3》
「昔は遊んでいて~」「こう見えて昔は悪かったんだけど」など、過去の自分を誇張するタイプの人は少なくありません。大学のOBの集まりがあり、Dさん(女性30代)は、5つ年上の先輩Nさん(男性30代)の隣になりました。NさんはDさんに対して、「俺さぁ~、10年くらい昔六本木で毎日違う女の子と遊んでいたんだよね」と始め、「Dもそんな俺と遊んでみたいと思う?」と問いかけてきたようです。昔はイケていたのかもしれませんが、Nさんは頭皮も薄くなり体形も引き締まっているとは言えない状態。Dさんはやんわりと断りOB会を後にしたようです。後日談として、Nさんはその後も同じような話をしてOB会出禁になったとのこと。
《4》
芸能人や企業の社長と一度会ったことがあるだけで、「俺(私)○○と仲良いいんだよね」と言う人と出会ったことはありますか? 合コンに参加したOLのFさん(女性20代)は、隣に座ったYさん(女性30代)の言葉にドン引きしたそうで……、「わたしぃ、前に読モやっていたんですけどぉ~、今月9に出ている○○ちゃんと仲良くて~」と話したと言います。芸能人と近付けると思った男性陣は食いついた人もいたようですが……実際はすれ違っただけのようで、嘘がバレた後は総スカンを食らっていたとのこと。
《5》
今や留学することは珍しくなくなっていますが、現在でも留学がステータスと考えている人はいるのです。事務員をしているTさん(女性30代)は、同僚のRさん(女性30代)に度々留学時代の話をされるそうで……。「アメリカの西海岸はよかったなぁ~、あのときに戻りたい」「本場のハンバーガーは最高だった…」のような話を3日に1回はされるのでうんざりしていたようです。そんな中、英語での問い合わせがあり、Rさんが取ったのですが全く話せずあたふたしていたところTさんが変わりスムーズに受け答えしたようで……。実はアメリカ帰りの帰国子女であったTさんは、留学の話を聞き流しながら「自分のことを言ったら傷つけてしまう」と思いがまんしていた模様。そのことを知ったRさんは、その後留学の話をしなくなったようです。
自慢話を聞いて、羨ましいというよりも、うっとうしいと思う人は多いのではないでしょうか。その理由は、相手が自己中心的で、自分の成功や経験だけを一方的に話すことで、聞き手の気持ちや状況を考えないからです。自慢話をする人は一定数いるので受け流すスルー力を身につけるといいかもしれませんね。
(イチジュ)
配信: LASISA
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