ふるさと納税活用のポイントQ&A
ここでは、ふるさと納税のポイントをQ&A形式で解説します。
Q.控除額をオーバーしたらどうなる?
A.控除額の上限を超えた部分は純粋な寄付になり、控除は受けられません。ふるさと納税をお得に活用するには、上限を超えないように注意しましょう。
Q.いつの年収で計算する?
A.一般的には前年の年収を参考にして、見込み年収で計算します。
2024年のふるさと納税は2024年の年収を元に計算するのですが、寄付の申し込みは年内に完了させなければいけません。そのため、多くは前年度の年収を参考に見込み年収で算出します。
ただし、前年より収入が減る可能性がある場合は注意が必要です。収入が減ると控除額が低くなり、限度額をオーバーする可能性があるからです。
Q.2025年10月に制度変更があるってホント?
A.2025年10月にふるさと納税のポイント制度に関する改正が予定されています。この改正では、これまで多くのポータルサイトで行われていた「寄付金額に対するポイント付与」が禁止される見込みです。
このため2025年のふるさと納税は、9月までに寄付を済ませるのも一つの選択肢になるでしょう。
Q.控除額には定額減税や住宅ローン控除は影響する?
A.ふるさと納税は、定額減税の影響を受けません。一方で住宅ローン控除や医療費控除などは、ふるさと納税の控除額に影響を与える可能性があります。事前にシミュレーションサイトで住宅ローンなどを考慮した控除額を確認し、上限を超えないように注意しましょう。
ふるさと納税は、各自治体を応援しながら食料品や日用品が手に入るお得な制度です。家計の負担も軽くなるので、うまく活用して節約に役立てましょう。
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参考文献:
・総務省|ふるさと納税のしくみ|ふるさと納税の概要
・ふるさと納税に係る指定制度について
・総務省|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について
・ふるさと納税をされた方へ
・総務省|ふるさと納税のしくみ|ふるさと納税の流れ
・総務省|報道資料|ふるさと納税の指定基準の見直し等
・個人住民税の定額減税(案) に係るQ&A集Q6-3 令和6年度分の個人住民税におけるふるさと納税の特例控除額の控除上限額を、定額減税「前」の所得割額の2割とした理由如何。
・総務省|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について
(奏かえで)
配信: LASISA
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