令和の米騒動!バイト先のカフェで“米どろぼう”と無実の罪を着せられてしまったワケは?

令和の米騒動!バイト先のカフェで“米どろぼう”と無実の罪を着せられてしまったワケは?

いつものスーパーにお米を買いに行ったら棚は空っぽ。あせって何件もハシゴしたけど結局見つけることができなかった…。そんな人も多いのではないでしょうか?


そんな令和の米騒動と言われている中で、ある女性に起こった悲劇をご紹介しましょう。

アルバイト先のカフェでご飯は自由に食べて良い

酒井佑香さん(仮名・43歳/主婦)は、都内にあるギャラリーに併設されたカフェでアルバイトをしています。

「主にギャラリーに来たお客さんがちょっと休憩するようなお店なので、さほど混雑することもなく、簡単な軽食と飲み物を出すだけの気楽なバイトなんですよ」


週2ペースでシフトに入っている佑香さんはこの職場で一番の歳下でした。

「ベテランの50~60代のお姉様ばかりで、長く働いている方ばかりなんです。なのでそれぞれにやり方が違くて主張の激しい人が多いのですが、私は新人顔して『はい、気をつけまーす』と言って適当にやり過ごしている感じですね」

そしてこの職場では、いわゆる“まかない”はありませんでしたが、その代わりご飯は好きなだけ食べてよかったそう。

「メニューにカレーがあるので毎日ご飯を炊きますし、残った分は冷凍してあるので、お昼は自分でおかずだけ持ってくればよかったんですよ」

米不足の影響

ですが昨今の米不足問題で、スーパーからお米が姿を消してからはその“お米食べ放題”制度がなくなってしまいました。

「私は『まぁ仕方ないかな』と思ったのですが、バイトのお姉様方は『オーナー一家は相当な家賃収入があり裕福なはずなのに、お米ぐらいでケチケチしてバイトに対する思いやりがない』とかなりご立腹でしたね」


そんなある日、佑香さんと一緒にバイトに入っていた佐藤さん(仮名・50代)が家にご飯を忘れてしまったので、以前のようにお店の冷凍ご飯をチンして食べたそう。

「佐藤さんは『オーナーに謝れば大目に見てくれるでしょ』と気楽に考えていたのですが、いざオーナーにそのことを話すと『なんで勝手に食べたの?次にシフトに入っている日に必ずお米一合持参して補充しておいて』と言われてしまい『はぁ?私は一合分も食べていませんけど』と2人が怒鳴り合いになってしまい、とても怖かったんですよね」

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