テレビ関係者が「数年後には『テレビの顔』」と予測する「意外な“二世タレント”」とは

 今、芸能界の勢力図が激変の兆しを見せている。

 今年9月、和田アキ子がMCを務める長寿番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)の来春打ち切りを一部メディアが報道。

 9月25日に行われた同局の定例会見で「事実ではない」と否定されたものの、テレビ関係者は「アッコさんには体調面の懸念があり、本人に番組終了の意向があるとも聞く。70代半ばという年齢を考えても、近い将来、司会業から退いて『生涯現役』を宣言している歌手活動がメインとなるのでは」と指摘する。

 超大物タレントの「離脱の兆候」はほかにも。

「ここ数年、マツコ・デラックスは『いつ身を引くかを考えている』とたびたび発言。芸能界に未練がないことを明かしている。局としては高視聴率が期待できることから、使い続けたいタレントですが、いつ引退してもおかしくありません。また明石家さんまも来年で70歳。マシンガントークは相変わらずですが、このところ声の不調が顕著で、年齢による衰えが隠せていない。いよいよ活動を縮小する時期に差し掛かっているのではないでしょうか」(前出・テレビ関係者)

 テレビを盛り上げてきた立役者たちが第一線から退こうとしている中、業界内の関心を集めているのが、新たな「テレビの顔」の行方だ。

 この関係者は、ヒコロヒーやラランド・サーヤとともに「意外なタレント」の名前を挙げる。

「多くの業界関係者が『大ブレイク必至』と口を揃えるのが渡辺裕太。渡辺徹と榊原郁恵の長男というイメージが先行していますが、実はバラエティ適性がハンパない。ローカルの『5きげんテレビ』(岩手テレビ)や自身のYouTubeでは自虐と毒舌を交えたトーク力を発揮していて『再ブレイク前夜の有吉弘行』を彷彿させます」

 芸を持っているのも強みだという。

「渡辺が打ち込んでいる落語の実力はプロレベル。11月9日には、美人落語家・かはづ亭みなみの『北沢タウンホール演芸会』に落語家として出演を予定している。今後、お笑い番組での活躍も期待できそうです」(前出・テレビ関係者)

「テレビの顔」の行方を注視したい。

(塚原真弓)

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