学習机の購入先は「家具店」が最多に
学習机の購入先でもっとも多かったのは「家具店(160人)」でした。地元の家具店や家具職人のお店で購入した人もいましたが、全体では大型家具店やチェーン店を挙げた人が多くなっています。
2位「ネットショップ(45人)」、3位「ショッピングモール(24人)」が続きます。
家具店ならたくさんの学習机が展示されているので、実物を確かめてから購入可能です。一方のネットショップは「同一商品をより安く買える販売店」を探しやすいメリットがあります。
学習机の購入後に後悔したことは「大きすぎた」が1位に
学習机の購入後に後悔したことを聞いたところ、票が割れたなか1位になったのは「大きすぎた(40人)」です。
2位「あまり使っていない(37人)」、3位「シンプルなデザインにすればよかった(35人)」、4位「収納が使いにくい・足りない(33人)」が続きます。そして5位は「小さすぎた(27人)」でした。
デザインとサイズを重視して選んだ人が多いはずなのに、実際にはデザインとサイズで後悔している人が多い結果になりました。また「大きすぎた」も「小さすぎた」も上位5位以内にランクインしていて、学習机のサイズ選びは難しいことがわかります。
<1位 大きすぎた>
・部屋に対して机が大きすぎた(30代 女性)
・思っていたよりサイズが大きくて、少し邪魔に感じました(40代 男性)
・ベッドと一体型の学習机にしたら、場所をとって部屋が狭くなりました(40代 女性)
机が大きいことで、「スペースに対して収まりが悪い」「模様替えしたいときに動かすのが大変」などの問題が起こった家庭も。また大きい学習机は重いことも多く、「床が傷む」という意見もありました。
「店頭ではいい感じの大きさに見えたが、いざ部屋に置くと圧迫感が出た」という意見もあり、置く場所によって印象が変わることにも注意が必要です。
<2位 あまり使っていない>
・親の意見を優先してしまったので、子どもがあまり学習机で勉強しないことです(30代 女性)
・小学生になるタイミングで机を買ったが、結局リビングで宿題をするので今のところまったく使用していない。小学3年生くらいで買ってもよかったかなと思う(40代 女性)
・子どもが二人ともリビングで勉強するので、学習机をまったく使わない(50代以上 男性)
小学生低学年のうちは、音読や計算カードなど親と一緒にやるタイプの宿題が多いため、リビング学習することも多いです。そのため、学習机で勉強しないという意見が多数。「小学校入学に合わせて購入するのではなく、小学校中学年や中学生になってから買ってもよかった」という声もありました。
一方で「大きくなってから購入したが、リビング学習がすっかり定着してしまい、学習机は使わない」というコメントも寄せられています。学習机を購入する前には、リビング学習が多くなるかを考えておいたほうがよさそうです。
<3位 シンプルなデザインにすればよかった>
・よくある学習机を購入したのですが、シンプルなデスクのほうがよかったのかもしれないと感じました。収納があればあるだけ詰め込んでしまいますし、大学生となった今では使いづらく、持て余しています(30代 女性)
・本人の希望を無視してもっとシンプルなデザインにして、大きくなっても長く使えるようにすればよかったなと後悔しました(30代 男性)
・キャラクターの机を選んだのですが、高学年になったら飽きてました(50代以上 男性)
子どもが好きなデザインを選んだ人からは、「高学年になったら嫌がる」「子どもっぽいと言い始める」といった意見が寄せられています。購入時に子どもの希望を優先しすぎて失敗するパターンですね。シンプルなデザインでないと長く使いにくいと感じた人が多いとわかります。
本棚や収納を取り外せるタイプなら、机本体はシンプルなデスクとして使うことも可能です。
配信: マイナビ子育て