子どもの自立心が強くなるためにしていること、「自分で考えて決めさせる」「よく褒める」を抜いた1位は?

子どもの自立心が強くなるためにしていること、「自分で考えて決めさせる」「よく褒める」を抜いた1位は?

オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミーは、小学生の子どもがいる親を対象に実施した「子どもの自立心に関する意識調査」の結果を発表しました。

97%の親が「自立心の強い子になってほしい」と回答

子どもが、自立心が強い子になってほしいか尋ねたところ、97.0%が「とても思う」「まあ思う」と回答しました。

続いて、子どもの自立心が強くなるためにしていることを聞いたところ、1位は「手や口を出さず見守る(76人)」。僅差の2位は「よく褒める(72人)」、3位は「子どもに考えさせ決めさせる(50人)」でした。

フリーアンサーを合わせてご紹介します。

1位「手や口を出さず見守る」(76人)

●何をするにせよ、なるべく答えを教えない。自分で何でもやってみる(30代 男性)

●失敗も必要な経験と考え、忘れ物や宿題などの声かけは最低限にしています。忘れ物をして困ることで、「次は忘れないように気をつけよう」と失敗を生かしてくれることが理想です(30代 女性)

●失敗しそうなときも、あえて口出ししない(40代 女性)

2位「よく褒める」(72人)

●やることをやったら褒めて、ご褒美をあげている(20代 男性)

●過去に失敗したことがあっても、次に上手くいったときは大げさなぐらい褒めるようにしている(30代 女性)

●できたときはしっかり褒める(40代 男性)

3位「子どもに考えさせ決めさせる」(50人)

●自分で考えさせる。「何がしたいか」「何になりたいか」など、他人の基準ではなく自分の価値観で選ばせている(30代 男性)

●手助けはするけど、自分で考えるように促す(40代 女性)

●「宿題はいつやる予定?」「明日きちんと起きるにはどうしたらいいと思う?」など、とにかく自分で考えさせる(50代以上 女性)

困難な状況になったとき、子どもはどうしてる?

困難な状況になったときの子どもの反応について尋ねたところ、圧倒的に多かったのは「親に頼る・相談する(172人)」でした。以下、2位「自分で考える・調べる(65人)」、3位「諦める(45人)」が続きました。

●まだ小さいので、自分の中で消化できず泣き続けてしまうことが多いです(20代 女性)

●しばらく考えてから親に質問する(30代 男性)

●諦めたり、親に判断を委ねたりすることが多くあります(30代 女性)

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