私は、児童英語講師ととして、0歳~の英語育児サークルを主催したり、幼稚園や小学生の子どもたちに英語を教えています。0~3歳までの未就園児クラスでは、ママと一緒にレッスンを行いますが、そこで一番聞くのが、「自分の発音で絵本を読んでいいのか心配」や、「英語ができないので、絵本を読んであげたいけど難しい」といったお悩みです。
確かに、いきなり英語の絵本を読もう!と思ってもハードルが高いですよね。でも、大丈夫!ぜひ、ママの声でたくさん絵本を読んであげてください!
今回は、読むときのコツや絵本を選ぶときのポイント、そしてハロウィンが近いので、ハロウィンにおすすめの絵本をご紹介したいと思います♪
文章は全部読まなくてもOK! 単語だけでも!
絵本の中に書かれている英文を全て完璧に読もうとしなくても大丈夫!動物がテーマだったら、動物だけ、食べ物だったら、食べ物だけ、とポイントとなる単語だけ読んであげるのでもOKですよ。指差しをするようになってくる月齢だと、子どもの方から興味を持って絵を指してくることも多いので、その絵の単語だけ教えてあげる、そんな読み方も良いと思います。
オーバーリアクションで興味を引きつけよう!
絵本を読んでいても、興味がなさそうで、すぐにどこかに行ってしまう場合は、まだ時期が早いということも考えられますが、読み手がオーバーリアクションで楽しそうに読むことで、子どもの引きつけられ方が変わってきます。
私がレッスンで1冊読むのに使うエネルギーは相当です(笑)、走る場面があったら走るし、ダンスする絵本なら1ページずつダンスをしながら読んだりもします。「絵本は座って、静かに」という考えは、特に3歳までの子どもには必要ないとも考えています。まずは、「英語って、なんだか楽しい!」そんなイメージを子どもにもってもらえることが一番です。
選ぶ絵本はボードブック・仕掛け絵本・繰り返しがおすすめ!
絵本は、小さい子でも破ってしまわないように、固いボードブックを選びましょう。Amazonなどのサイトを見ていると、ペーパーバックか、ボードブックの表示がありますので、同じ絵本なら後者を選んでくださいね。
英語の絵本はカラフルで、しかけがついている絵本がたくさんあります。初心者なら、しかけだけでもお子さんと一緒に楽しめるので、おすすめ♪また、繰り返し同じ言い回しが出てきて、進行していく絵本もあります。これなら、パターンだけ完璧に読めるようにすればいいので、英語が苦手なママにも始められやすいと思います。
エリック・カールなど有名な作家の絵本だと、公式のDVDや、動画サイトに読み聞かせの動画があったりします。まずは、それをかけ流しする、というのも日常に取り入れやすいのはないでしょうか。
ハロウィンのおすすめ絵本5選
Peek-a-Boooo!
Marie Torres Cimarusti (著), Stephanie Peterson (イラスト)
対象年齢:0~5歳
大人気の飛び出す絵本のハロウィン仕様。「Peek a boo(いないいないばあ!)」とめくりながら、全然怖くないハロウィンの仲間と遊ぶことができます。ちょっと慣れてきたら、魔女は「hehehe~!」、モンスターは「mmmmm…」と現れ方のバリエーションを増やしても楽しく読めると思います。
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what’s in the witch’s kitchen?
Nick Sharratt (著, イラスト)
対象年齢:4~6歳
魔女のキッチンでは不思議なことがたくさん起こります。冷蔵庫に入っていたチーズがあれあれ~一瞬で変わっちゃったよ!私は、この絵本を読んだときの子どもたちの煙に包まれたような不思議そうな顔が大好きなんです。ぜひ本当の魔女になりきって、読んでみてくださいね。
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Go Away, Big Green Monster!
Ed Emberley (著)
対象年齢:2~8歳
「Go Away!」と繰り返しながら読む有名な絵本。ちびモンスターが登場する「Nighty Night, Little Green Monster」もあります。子どもと一緒に「Go Away!」と言うだけで楽しめる面白い絵本です!
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What’s in the Box?: A Spooky Search-and-Find Book
Mara Van Der Meer (著), Hannah Cockayne (著), Amy Oliver (著), Bella Bee (イラスト)
対象年齢:2~6歳
矢印を引っ張ると、モンスターたちが家の中の色々な場所から現れる絵本。stairs、closet、curtainなど家の中にあるものの単語が学べます。月齢が小さいときは、引っ張るだけでも楽しめるので、赤ちゃんからおすすめです!
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What’s the Time, MR Wolf?
Annie Kubler
対象年齢:3~6歳
ちょっとおとぼけで愛らしいwolfのパペットが飛び出す絵本。子どもはすぐにこのオオカミに夢中になってしまいます。「What’s the Time, MR Wolf?」の繰り返しで読めるので、ママたちにも読みやすいと思います。同じ作者の「See You Later, Alligator!」も、かわいいので、家の中に飾っておくだけでもおすすめです。
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英語の絵本は、子どもだけでなく、ママにも英語を学べるポイントがたくさん!意外に知らない単語が出てきたり、子どもとの生活に取り入れられるフレーズも覚えることができます。まずは、先ほどお伝えした3つのポイント「1.ボードブック 2.仕掛け絵本 3.繰り返し」を参考に、絵本を選んでみてくださいね。
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配信: あんふぁんWeb