なぜ…結婚後すぐに「一軒家を君のローンで買おう」と言ってきた夫との“まさかの結末”

なぜ…結婚後すぐに「一軒家を君のローンで買おう」と言ってきた夫との“まさかの結末”

「一軒家を持とう」と彼に言われて……


 結婚を済ませても、まゆみさんたちはしばらく別居状態。部屋数の関係で互いの家に移り住むことができなかったからです。

 そこで、まゆみさんは家族みんなで住める賃貸を探そうと茂さんに提案。ところが、茂さんの返答は予期せぬもの。「賃貸だといつまで経っても財産にならないから一軒家を買おう」と言われたのです。

 結婚したとはいえ、いきなり一軒家を買うことに、まゆみさんは当然、不安を抱きました。しかし、その気持ちを茂さんに伝えると、「まゆは、俺のことを全然信じてくれてないんだね。俺はまゆの子どものこと、我が子みたいに大事に思ってるのに……」と悲しい顔をされたそう。

「彼を信じなくては」と思い込んでしまった

 その反応を何度も見るうちにまゆみさんは、「彼のことを信じないといけない」と思うようになっていきました。

「一種の洗脳だったのかも。結局、一軒家を買うという彼の意見を受け入れました」

 しかし、その後、新たな問題が。住宅ローンを組む際、茂さんは「ローンは、まゆの名義で組んでほしい」とお願いしてきたのです。

 理由を問いただすと、茂さんはクレジットカードを作ったことがなく、信用情報を開示しても何も出てこないいわゆる“スーパーホワイト”で、過去に車を買うためにローン審査をした時に落ちたことがあったため、自分の名義を使うのは難しいのだと話しました。

「普通なら、この時点で怪しいと思うのかもしれませんが、その時の私は彼との結婚生活しか頭にありませんでした。両親や友達から反対されましたが、私名義でローンを組んで中古住宅を購入したんです」

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