「無理ゲーでは?」 待ち婚活の実態
恋愛・婚活スクール「総研アカデミー」を運営するハイスペ男子総合研究所(ハイスペ総研)が、「大人の婚活」に関する調査を行い、結果を発表しました。
調査は2024年7月下旬、35~59歳の婚活中(「いつかは結婚したい」という意思がある)男女241人(男性120人、女性121人)を対象にウェブ上で行われたものです。現在、交際しているパートナーがいる人は、男性は5人に一人の20.0%、女性は4人に一人以上の28.9%。
結婚したい時期については「今すぐにでも」が20.7%、「1~2年以内には」が15.8%、「3~4年以内には」7.5%、「時期は特に決めていない」56.0%。全体の過半数が、時期を決めておらず「ご縁があれば」と考えていることが明らかになりました。具体的な結婚の時期を見据えている割合が高いのは、パートナーのいる男性で計62.5%でした。
結婚したい理由1位は男女とも「精神的な安心が欲しい」が1位だったものの、2位以下は男女で差があり、男性は「好きな人と一緒にいたい」「老後が心配」。女性は「経済的な安心が欲しい」「老後が心配」の順でした。一方、婚活で具体的にやっていることは、男女とも「特に行動はしていない」がトップ。しかもその割合は全体で76.8%、女性に至っては84.3%に上ります。
このように、結婚の時期を定めず、具体的な行動も特に起こしていないなど「待ち婚活」状態の男女について、同研究所は(1)いい人と出会えない系、(2)マッチングアプリが怖い系、(3)コミュニケーションに難あり系――の3つに分類。「現代の婚活は『いい人探し活動』から『自己をアップデートさせる活動』という側面も兼ね備えつつある」と指摘した上で、「『見つけてもらいやすい自分づくり』『出会いの場に出かける』、この二つを両方とも行うことが、現代の「待ち婚活」を脱する活路となる」と分析しています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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