【管理栄養士監修】秋の味覚を食べるなら一緒に食べて!|足すだけで健康食に早変わりする食べ合わせとは?

かぼちゃ

秋のイベント、ハロウィンにも欠かせないかぼちゃ。甘くてほくほくしておいしいですよね。食卓やお弁当に彩りを与えてくれる万能選手です。

ここではお子様にも喜んでもらえるような、おいしい食べ合わせをご紹介します。

かぼちゃに含まれる栄養素は?

かぼちゃには、その鮮やかな色を作り出す色素であるβカロテンという栄養素が含まれています。

βカロテンは、お肌を健康に保つ働きがあることが知られています。また、免疫力アップ効果や抗酸化作用があり、アンチエイジングの強い味方です。

また、かぼちゃは食物繊維も豊富。食物繊維は便秘の予防や改善をしてくれたり、血糖値やコレステロールを下げる効果があるとされています。

ダイエットには食物繊維を摂るのがいいといわれます。食物繊維はお腹の調子をよくするだけではなく、水分を吸って膨らむ性質があるため満腹感を得られやすいからなのです。

さらに、かぼちゃはビタミンCも豊富。

ビタミンCは水溶性のため、水に溶けてしまう性質を持ちます。しかし、かぼちゃに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため、煮物やスープなどにしても溶け出しにくい特徴があります。

ビタミンCはメラニン色素の生成を抑制することで、日焼けから肌を守ってくれる効果があります。そのほかにも、酸化による皮膚の老化を抑えるアンチエイジング作用もあるんですよ。

かぼちゃと相性のいい食べ合わせは?

かぼちゃ×ヨーグルト

食物繊維はヨーグルトに含まれる善玉菌と一緒に摂ると、食物繊維が善玉菌のエサとなり腸内環境が整います。腸内環境が整うと免疫力がアップする嬉しい効果があるため、風邪が流行るこれからの季節におすすめの食べ合わせです。

かぼちゃのマヨネーズサラダにヨーグルトを加えると、酸味がマイルドになるうえにヨーグルトの効果が最大限に引き出される食べ合わせになりますよ。

かぼちゃ×ナッツ

ビタミンCと、ナッツに含まれるビタミンEを一緒に摂ることによって相乗効果が生まれ、抗酸化作用をさらに強化することができます。

筆者はよく、バターでソテーしたかぼちゃにリコッタチーズとナッツを砕いたものを乗せて、オリーブオイルと粒胡椒をかけて食べています。かぼちゃのマヨネーズサラダに砕いたナッツをかけてもいいですね。

かぼちゃ×油

かぼちゃに含まれるβカロテンは脂溶性で、油と一緒に摂ることでβカロテンの吸収率をアップさせることができます。

油はバターやオリーブオイル、サラダ油やごま油など、何でもOKです。

かぼちゃのマヨネーズサラダや、かぼちゃのバターソテーなど、油で調理することでβカロテンを効率よく摂取しましょう。

まとめ

・鮭はアスタキサンチン・たんぱく質・ビタミンDが豊富
・鮭×油、鮭×レモン、鮭×牛乳 がおすすめ
・かつおはDHA・EPA・鉄分・ビタミンB1が豊富
・かつお×レモン、かつお×たまねぎ・にんにく がおすすめ
・かぼちゃはβカロテンが豊富
・かぼちゃ×油、かぼちゃ×ヨーグルト、かぼちゃ×ナッツ がおすすめ

美味しい食べ物が豊富な秋。せっかく食べるなら、栄養素を効率的に摂れると嬉しいですよね。
食べ合わせを意識するだけで、毎日の食事がより楽しく健康的になりますよ。ご紹介した食べ方のほかにも、いろいろな組み合わせを試してみるのもいいですね。

今年の秋は食べ合わせを意識して、おいしく、かつ健康的に食事を摂れるようにチャレンジしてみませんか?

文/hal

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