大掃除で約3割の妻が「夫に不満」その最多の理由は……夫婦喧嘩の火種にもなりかねない?

大掃除で約3割の妻が「夫に不満」その最多の理由は……夫婦喧嘩の火種にもなりかねない?

ダスキンはこのほど、全国の20歳以上の男女計4,160人を対象に、2023年末の大掃除の実態をインターネット調査しました。

年末の大掃除、みんなどうしてる?

年末の大掃除実施率トップは子育て世帯!

・2023年末の大掃除実施率は52.6%。20年前より実施率は10%減少

・20年前と比較し、全体の28.6%が「大掃除にかける時間が減少した」と回答。若年女性や子育て/共働き層で時短志向の傾向

図1:大掃除実施率(過去20年)

2023年末の大掃除実施率は、52.6%で前年(2022年末:51.8%)より微増となりました。しかし、大掃除実施率は2009年以降、緩やかな減少傾向にあります。

図2:2023年末の大掃除実施率(属性別)

また、世帯別の結果をみると、シニア世帯は実施率が半数を下回る結果に。一方で、実施率が高かったのは、男女ともに子育て世帯という結果となりました。

図3:20年前との比較

20年前と比較すると、全体の28.6%が「大掃除にかける時間が減少した」と回答。一方で、日常の掃除の頻度については、全体の26.6%が増えたと回答しました。

図4:約20年前と現在の変化【現在の方が意識している計<上位5項目)】

大掃除や日常掃除について、20年前と比較して現在のほうが意識している点として、「手間や時間をかけずに実施したい(50.3%)」「時間にゆとりを持って取り組みたい(49.7%)」が5割前後で上位に挙げられ、特に20代女性や子育て/共働き世帯でその傾向が強いことがわかりました。

図5:約20年前と現在の変化【20年前の方が意識している計<上位5項目)】

一方、20年前のほうが意識していた点としては、「大掃除は毎年必ず年末年始に実施したい」(21.0%)、「より念入りに掃除するようをしたい」(13.8%)が上位で、これらは男女ともにシニア層で目立つ傾向にありました。

全体的には、20年前と比較として「変わらない」と回答した人が多かった一方で、日常の掃除の頻度が増えた人が26.6%いることから、緩やかながら20年間でライフスタイルや働き方の変化などから、掃除への向き合い方、時間の使い方が多様化していると感じる結果となりました。

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