お伊勢さんとして日本国民に古くから慕われている伊勢神宮。その伊勢神宮にて、毎日御前に供えられている清酒のことを「御料酒」と呼ぶが、その献納開始100年を記念した『吟醸純米 伊勢神宮御料酒蔵 献納100周年 0.5L』が白鷹から数量限定で登場した。白鷹ならではの吟醸純米酒の魅力をご紹介していこう。
白鷹の伊勢神宮御料酒献納100周年を記念した吟醸純米酒!
全国各地にある酒蔵の中から、唯一神宮御料酒として選ばれているのが白鷹(兵庫県)の清酒だ。ちなみに白鷹の由来は、王者の風格と気品を持つ鷹に清酒の清らかさを表す白を合わせているとのこと。
『吟醸純米 伊勢神宮御料酒蔵 献納100周年 0.5L』(500ml・価格 税込1540円・発売中)は、その名の通り伊勢神宮への献納100周年を記念した吟醸純米酒で、数量限定で販売されている。白と赤を基調としつつ、金文字で酒名と献納100周年が書かれたおめでたい装いのラベルだ。
伊勢神宮に献納される御料酒とは?
改めて我々にはなかなか馴染みがない御料酒についても触れておこう。伊勢の神々への朝晩の食事をお供えすることを「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけのまつり)」と呼んでおり、伊勢の大神の「御饌(みけ)」は「豊受大神宮(外宮)」の「御饌殿(みけでん)」という御殿で供されている。
大御神にそなえる「大御饌(おおみけ)」には、鯛や昆布にご飯、鰹節や野菜などに加えて専用の土器(かわらけ)にお酒が入れられて供えられるのだ。100年間1日も欠かすことなく御料酒として献上され続けた、深い歴史の積み重ねを感じられるだろう。
この御料酒献納100周年を記念した奉納行列が、10月19日に伊勢神宮内宮にて行われる。内宮敷地内では白鷹の社員によってお酒が振る舞われるとのことなので、秋に参拝を予定している人は覚えておこう。
そんなスケールの大きな吟醸純米酒は、伊勢神宮内宮へつながる宇治橋の手前、おはらい町通りにある白鷹三宅商店禮で味わうことも可能。伊勢神宮への参拝と一緒に、お酒の味わいに舌鼓を打ちたいものだ。
通年販売している伊勢神宮・御料酒蔵純米酒は、特A地区兵庫県吉川町産の『山田錦』を100%使用。米の旨味を最大限に活かした、白鷹を代表する生酛造りならではのキレと力強い飲み口で、灘の生一本の名にふさわしい特別純米酒だ。
味わいとしては濃醇タイプでやや辛口、ぬる燗で楽しむことでまろやかな旨味が際立つとのことで、秋から冬に向かうこれからの季節にもちょうどいいだろう。キレの良さから食中酒にも最適で、淡白な料理から脂っこい料理まで相性も抜群。
配信: おためし新商品ナビ