近頃何かと話題の防災レシピ。日頃から用意しておきたい防災グッズ同様、レシピも準備しておきたいですよね。そこで今回は、ポリ袋を容器代わりにし、水を節約しながら調理できる「基本のごはん」を紹介します。詳しい作り方やその味わいを、実食ルポでお届けしますよ。
【防災レシピ】ポリ袋で作る「基本のごはん」とは?
ポリ袋で作る「基本のごはん」は、ポリ袋を容器代わりにして、水を節約しながら調理できるレシピ。災害でライフラインが十分に復旧していないときに役立つ調理法です。
前回はポリ袋で作る「蒸しパン」レシピに挑戦しました。
【防災レシピ】食材は2つだけ!ポリ袋で作る「蒸しパン」を作ってみたよ
必要な材料(1合分)
「湯せん調理対応・食品用」と表示されているポリ袋
無洗米 カップ1杯
水 カップ1.2杯
(※今回は1合のカップを使用)
作り方は?
無洗米と水をポリ袋に入れます。
ポリ袋の空気を抜きながら、袋を上の方でしばります。
深鍋に水を6分目ほどまで入れ、鍋底にお皿を敷き、袋を入れます。
ポイント
ポリ袋が鍋底について溶けてしまうのを防ぐため、必ず鍋底にお皿をしく。
ポリ袋の端が、鍋からはみ出さないように水の中に入れる。
フタをして火をつけ強火で沸騰させます。吹きこぼれない程度の火加減にして、25分加熱します。 お湯が吹きこぼれないように火を弱めながら、ポコポコと沸騰するくらいの火加減に調整して加熱するのがポイントです。
時間が経ったら火を止め、トングや布巾などを使ってポリ袋を取り出す。
ポイント
結び目の先の部分にお湯がたまっているので、やけどに注意して布巾でお湯をふきながら取り出す。
5分蒸らしたら、ポリ袋の結び目の下の部分をキッチンばさみで切りできあがり!
ふっくらでおいしい♪
袋を開けてみると、真空状態のようでお米にふっくら感がありません。不安がよぎります・・・。
袋を布巾で包んで優しくお米をほぐしてみると、ツヤツヤふっくらの白米に変身しました! お箸でほぐすと、袋に穴を開けてしまう可能性があるので要注意です。
災害時を想定して袋のままいただきます! 食べてみると芯もなくしっかりと炊けています。粒感もきちんとあり、適度な粘りがおいしい。ビニール袋で炊いたとは思えない仕上がりです。
配信: イエモネ