三児の母・ギャル曽根さんが、YouTubeチャンネルでマクドナルドの新作商品を実食レビューしながら、子育てのことや産後のことをトークしました。
■夫に「もう年だからやめなさい」と心配されていること
ギャル曽根さんは昨年11月に第三子を出産。動画ではもうすぐ1歳になる次女を抱っこしながら食事する場面もあり、しっかりした体つきに「もうこんなに大きくなったの!」と驚くコメントも寄せられています。
家族全員が大食漢ですが次女も食欲旺盛だそうで、「今年もあと数ヶ月。何を成し遂げたか?」というテーマで、ギャル曽根さんがもっとも頑張ったことは次女の離乳食作りです。
自ら「よく頑張った。褒めてほしい」と振り返るギャル曽根さん。YouTubeの撮影中も隙間時間を見つけては離乳食を作ってストックしていたそうで、「マジ大変。本当に毎日毎日、離乳食のことばかり考えてた」「離乳食振り返って思う。全お母さん尊敬してる」と、子どもの離乳食作りに奮闘するお母さんたちを称えました。
また、ギャル曽根さんは夜食でマクドナルドを食べることが多いそうですが、最近は夫から「もう年だからやめなさい」と心配されているといいます。というのも、「妊娠中20kg太ったのね。産んだあと1kgも痩せてなくて、パパが心配してる」のだそう。
「授乳してるからお腹すいちゃって」というギャル曽根さんに、スタッフが「授乳中って太らないんだよね?」と聞くと、「めっちゃ太ってる。太ってるというか、戻ってない」と明かし、「2パターンいると思うの、授乳して痩せる人と痩せない人。授乳はめっちゃ体力を使う、そのぶん食べちゃう。何かにつけて言い訳してる、お腹にいるときは“2人ぶん”、今は“授乳しているぶん”とか(笑)」と、変わらぬ旺盛な食欲を明かしていました。
■母乳育児は普段以上にカロリーを消費する
よく「母乳で育てると痩せやすい」といわれますが、それはなぜなのでしょうか。
母乳は、血液を材料に、乳糖やタンパク質、脂肪、免疫物質、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。
1日に作られる母乳の量はわかりにくいものですが、赤ちゃんが1日に飲み取る量を合計すると、だいたい生後1ヶ月では650mL、生後3ヶ月で770mL、生後6ヶ月で800mL程度と考えられます[*1]。
つまり、母乳のみで育てていて母乳が順調に出ている場合、毎日このくらいかそれ以上の母乳が乳房で作られていることになります。また、母乳を活発に作っている乳房では、血流が増加し乳房の表面温度も上昇しています。こうしたことから「母乳をあげているだけで1日におよそ500kcalを消費する」と言われるのです[*2]。
また、授乳中のママの体内では消化を助ける働きを持つ「コレシストキニン」というホルモンがさかんに分泌されており、このホルモンによって下腹部やおしり、太ももの脂肪を落とす効果も期待されています。
とはいえ母乳をあげているだけで痩せるとは言い切れません。妊娠前から肥満だったり、適度な運動をしていなかったり、食べすぎていたりする場合は、体重が元に戻らないケースもあります。
「適度な運動」というのはどの程度かというと、中等度の有酸素運動を「1日45分程度、週に5日間」行うことが勧められています。中等度とは、運動時心拍数が50歳未満では100~120拍/分くらい、感覚的には「ややきつい」または「楽」と感じるくらいの運動です。この程度の運動であれば、母乳の成分に影響せず、心臓や血管を健康に保ち、血液中の脂質を減らしたり、血糖値を正常に保ったりするのに役立つと言われています。
産後すぐは心身の回復に努め、一カ月健診を終えて体調に問題がなければ徐々に適度な運動を取り入れていけるといいですね。
参考:
[*1]日本ラクテーションコンサルタント協会:母乳育児支援スタンダード第2版, 医学書院
参照:
母乳育児は1日500kcal消費!本当にやせる? 時期・方法|助産師解説
(マイナビ子育て編集部)
配信: マイナビ子育て
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