10月4日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー!
米大統領選直前にして強烈な皮肉映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
11月に予定されている米大統領選のため、報道はそれ一色になりつつありますが、そんななか『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が日本公開されるのはなんだかちょっと皮肉。内戦下での市井の人々の暮らしがどんなことになっているのかを、戦場カメラマンの目を通して描くロードムービー。3期まで大統領を続投可能にする法律改正を宣言したアメリカは真っ二つに分断して内戦に……というのが本作の舞台設定です。なにせガチで内戦寸前状態とまで言われた大統領選があったからこそ生まれた、強烈なスリラー。米国現代政治の学びのためにもぜひ。
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
story 米国大統領の暴挙をきっかけに、テキサス州とカリフォルニア州が西部勢力を作り、連邦政府との内戦が勃発。戦場カメラマンのリー(K・ダンスト)は記者仲間と共に、大統領に単独インタビューを行うために車で東部へ向かう。
監督・脚本:アレックス・ガーランド/出演:キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、ケイリー・スピーニー、ソノヤ・ミズノ ほか/配給:ハピネットファントム・スタジオ/公開:10月4日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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text:MASAMICHI YOSHIHIRO
otona MUSE 2024年11月号より
配信: オトナミューズウェブ
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