夫源病チェックシート:改善方法や離婚できるか否かについて解説

夫源病チェックシート:改善方法や離婚できるか否かについて解説

3、夫源病になりやすい妻の具体的な特徴

夫源病を引き起こしやすい夫の特徴に該当するような夫と結婚していても、全ての人が夫源病を引き起こすというわけではありません。妻側の性格や体質によって夫源病になりやすさも変わってきます。

夫源病になりやすい妻の具体的な特徴は、次の通りです。

(1)夫に対して文句が言えない

夫源病になりやすい妻は、ストレスを抱え込みやすい性格であることが多いです。夫に対して文句が言えるような妻であれば、言いたいことを言うことでストレスは溜めこまずに済むでしょう。

しかし、夫と意見が違う場面や夫が間違っていると思う場面でも、文句を言えずに飲み込んでしまうようなことが多いとストレスが蓄積されていきます。その結果、夫源病を引き起こしがちです。

(2)仕事や家事・育児が忙しくてストレスがたまっている

夫が家事や仕事を手伝ってくれないような場合、妻は家事や育児に追われることになります。

共働きの場合だけではなく、専業主婦の場合でも、家事や育児をワンオペで行うとなると妻の負担は非常に大きいものです。疲れていたり体調が悪かったりする時でも、夫が全く手伝おうとしてくれなければストレスや不満は一層溜まってしまうでしょう。

夫が家事や育児を手伝ってくれないことで妻は自分の時間を持つことができず、ストレスを抱え込みやすい環境になっていると夫源病が起こりやすいと言えます。

(3)更年期や産後などで体調に問題がある

女性の場合、更年期や出産で女性ホルモンの分泌量に変化が生じます。ホルモンバランスが乱れると、身体の循環器や内臓をコントロールしている自律神経のバランスも崩れてしまうため、それ自体でも心身の不調が生じる原因となります。

さらに、ホルモンバランスが乱れているときにはストレスへの耐性が低下すると考えられています。

ホルモンバランスが整っているときには気にならなかった夫の言動でも、更年期や産後などの時期には気に障ってイライラしがちになります。そのストレスを放置していると、夫源病を引き起こしかねません。

4、夫源病を改善するために妻ができること

夫源病は精神的なストレスが症状として現れている状態なので、ストレスの根本の原因である夫と距離を取れば症状は改善されるでしょう。

しかし、一緒に生活しているため、距離を置くことは難しいものです。夫と過ごしながら夫源病を改善するには、次のことを試してみてください。

(1)夫に本音を伝える

夫源病に悩まされる妻は、夫に本音を言えずにいるためストレスを抱え込んでいることが多いものです。妻が不満や我慢を抱えていることに夫は気付くどころか、「妻だから当たり前」「夫婦生活に問題はない」と思い込んでいるケースが少なくありません。

夫源病を改善するには、夫にこれまで抱えてきた不満や我慢があるという本音を伝えることが改善の一歩です。面と向かって伝えにくい場合はメールや手紙を利用しても問題ありません。まずは二人で話し合い、問題解決を目指すことが大切です。

二人の会話が難しい場合にはカウンセラーの協力を得ることも効果的でしょう。

(2)気分転換を図る

不調症状が現れるまでストレスを抱え込むのではなく、ストレスを発散することも大切です。家事や育児で時間を作ることが難しいこともあるかもしれませんが、託児所を利用したり、両親や友人などの協力を得るなどして、できる限り気分転換を図るようにしましょう。

趣味を持つ、一人の時間を作る、友人に会うなど気分転換をすれば、ストレスも発散されます。

また、夫とプチ喧嘩をしてみることもストレス発散になり、本音をぶつけることで夫源病の改善に繋がる可能性があります。

夫と離れたいと考える場合には、プチ別居やプチ旅行などで短期間だけでも物理的距離を置いてみてもいいかもしれません。

(3)完璧を目指さず気楽に構える

自分自身が完璧な妻・母親を目指そうとすればするほど夫に対するストレスも溜まってしまいます。家事や育児は完璧にこなせるものではありませんし、完璧にこなそうとする必要もありません。

自分自身だけではなく夫や子供に対しても完璧を求めすぎず、気楽な気持ちで過ごせるようにしましょう。

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