前回の話
「ウチが出禁にしても、標的が他の家に変わるだけであの子は反省もしないやろ」と思ったまるさんのお母さんは、敢えて事前に連絡もせず、雨降りの日に「きっとパチンコも行かないだろう」と思い家を訪ねました。インターホンを慣らし出て来たのは金髪の女性。「・・誰?」とたずねられ「さなかちゃんと同じクラスの卵まるの母です」と言うと「みかん狩り連れてってくれたっていうあの?どうも!またよろしくお願いします!」と言われ、思わず「・・はい??」と疑問でいっぱいになりました。
母が私の友達に冷たい[34]
まるさんのお母さんが名乗ると「みかん狩り連れてってくれたっていう、あの?どうも!またよろしくお願いします!」と図々しい発言が飛び出しました。
そして「いや、連れてってないですよ!」まるさんのお母さんがそう答えると、「・・へっ?」さなかちゃんのお母さんは驚きました。
「確かにその日、うちには来ましたけどね?連れて行けないって伝えて帰しましたよ」「なっっ!!」お母さんの言葉に声を上げるさなかちゃんのお母さん。
そして、「なにそれ!?聴いてない!!」と言い出すお母さん。(それはこっちのセリフだと言いたい)
「あの子、みかん狩り連れてってもらうって出かけて行ったのに」というさなかちゃんのお母さんに、「そもそも!連れて行く約束も誘ってもいません。当日いきなりさなかちゃんが来たんです」冷静にそう伝えるお母さん。
「『行ったら連れてってもらえるだろう』って信じて」
その言葉を聞いたさなかちゃんのお母さんは「えー?なにそれ?それが分かってて連れてってくれないとか・・ヒドくない?」とサラッと言い放ちました。
さらに、「てかー、前の電話でも言いましたよね?うちの子、なんでも食べるって」と完全に論点をすりかえてさなかちゃんのお母さんは言いました。
「さなかちゃんの面倒を見て当たり前」の人が自分ではない前提で話すさなかちゃんのお母さんに怖さを感じます。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
さなかちゃんのお母さんが、まるさんのお母さんにまず最初に言うべき言葉、絶対に聞けないような気がしてきました。
配信: ママ広場