「商品が作られた背景を知りたい!」と商品企画へ
五十嵐良美さん 健康食品事業本部 健康食品商品企画部 商品企画第二グループ課長。販売職を経て健康食品の商品企画部に所属し、約20年間さまざまな商品を手がけてきた
入社2年目から健康食品の商品企画に所属し、「カロリミット」や「内脂サポート」、「パーフェクトスリム W」など、ダイエット関連商品を中心に担当してきたという五十嵐さん。「実はファンケルのことがよくわからないまま入社し、1年目は店舗に配属されました。お客様と接する中で、一つひとつの商品がなぜ作られたのかを知りたい、作り手の思いもお客様に伝えたいと思うようになり、商品企画を希望しました」
五十嵐さんが初めて商品企画を担当したのは、現在も販売されている「カロリミット茶」。「まさに、私の商品企画としての人生はカロリミットからはじまりました」と笑顔を見せる。「あるとき、たまたまレストランで隣り合わせた方が食事前にカロリミット茶を飲みながらお友達にもおすすめしていたんです。本当に愛飲しているお客様を目の当たりにしたのは初めてで、嬉しかったですね」
以来、約20年間に渡って健康食品の商品企画一筋。“中の人”としてさまざまな商品開発に関わり、ファンケルのものづくりに触れるほど、「やっぱり自社の商品がいちばんいいと思いますし、お客様にも自信を持っておすすめできます」と語る。
どんな商品も社内外で何度も調査を重ねる。4年の月日を経て「カロリミット」の新商品が誕生!
プライベートでもファンケルの信者で、日頃から「ディープチャージ コラーゲン スティックゼリー」や「1日分のケール青汁」、「大豆イソフラボンプラス」を取り入れてるとか
お客様の「不」の解消を理念に掲げ、本当によいものだけを作ることに取り組んでいるファンケル。「どの部署でも常に『お客様』が主語で、『お客様だったらどう考えるか』という視点でものづくりをしています。どんな商品を作るときも、実際に使用して満足できるか、お客様におすすめしたいと思える商品か、ということを大切にしています」。“本当によいものを届けたい”という思いが一致しているからこそ、社内モニターからは一般モニターよりも厳しい意見が寄せられる。「だからこそ安心できますし、私も『大豆イソフラボンプラス』や『ディープチャージ コラーゲン スティックゼリー』、『1日分のケール青汁』など、自社の商品を日常的に取り入れています」
今回発売される「プレミアムカロリミット」も、何度も社内外でやりとりを繰り返し、なんと4年もの期間をかけて開発。「ダイエットカテゴリ」市場では、手軽な飲料タイプが台頭しており、サプリメントにはより多くの機能を求める傾向があったとか。そこで延べ人数で約1.4万人の消費者に調査を行い、一つひとつ課題をクリアしていったそう。
「お客様のニーズである『変わりたい』気持ちに応える機能だけを持たせるのではなく、モチベーション高く続けていただけるよう、隠れたお悩みである『お通じ』にも着目して成分を選定。粒の大きさや1回に飲む粒数、飲みごこちにまでこだわりました。パッケージのデザインも、“カロリミット”らしい親しみやすさを維持しつつ、プレミアム・期待できる・新しいなどのイメージを表現するのが難しく、20種類以上のデザインから何度も検討を重ねてたどり着きました。モニターに参加されたお客様からは、商品もパッケージも好評で、手ごたえを感じています」
配信: OZmall