「年収2000万円の男性」と結婚したのに…待っていたのは“想像と真逆の生活”だった

「年収2000万円の男性」と結婚したのに…待っていたのは“想像と真逆の生活”だった


生活していくうえで、お金の管理はとても大事なこと。

ですがお金は、欲しいものを買ったり、趣味にお金を使ったり、生きていくうえで楽しみをもたらしてくれることでもあります。

大事なのは「バランス」ですよね。

お金にだらしない父がトラウマ

吉田かおりさん(仮名・35歳)は、夫とお金の価値観が合わずに悩んでいるのだそうです。

「わたしの父がお金にルーズで、すぐに給料を使い込んでしまい、母がとても苦労しているのを見て育ちました。なので自分がもし結婚するなら、お金にきっちりした人を選びたいと思っていました。結婚した夫は、まじめでギャンブルもしたことがないような人。この人ならお金に困ることはないと思っていました」

新居から会社が遠く、さらに深夜作業も発生する仕事だったため、結婚を機に退職した吉田さん。しばらくは専業主婦をすることになったのですが、夫と結婚後、お金の管理がきっちりしすぎていることに気づいてしまったそう。

「付き合っていた頃は、高価なプレゼントなども買ってくれたし、外食も連れて行ってくれました。ですが結婚後はお金の管理をきっちりするために、必要最低限の生活費だけ渡すと言われ、月に自分のお小遣いや洋服代も含めて7万円でやるように言われました。仕事をやめてしまったので収入がなく、やりくりがとても大変になってしまいました」

値上げ交渉するも…

結婚当初は張り切って頑張ろうと節約を試みましたが、今まで会社員生活で外食も多かった吉田さんは、慣れない2人分の食事作りに加え、食費などの生活費の管理も大変でした。

結婚前にはあまり分からなかったのですが、夫は実はものすごく倹約家だったのです。どちらかというと浪費家な吉田さんに家計を任せたくない夫は、このくらいの生活費なら十分やっていけると言いますが、あっと言う間に生活費が底をつきてしまいます。

「最初なので夫に足りないと言えず、自分の退職金を切り崩して使っていましたが、それも早くに底をつきてしまいました。仕方なく、実は生活費が足りていないので、もう少し生活費を増やしてほしいと夫に頼んでみたのです。ですが夫は『もらった中でやりくりできるようにしないと、将来退職したら大変でしょ?』と聞く耳持たずでした」

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