楽天でんきはオイシイぞ!/和田虫象「座右の銘は『不労所得』」

 スマホや自宅のインターネット回線など、キャンペーンを利用して定期的に他社に乗り換えることでお得に運用できる例は多い。今回は家庭用電気で稼いでみたい。狙うは電力会社「楽天でんき」だ。

 16年の電力自由化以降、多くの電力小売事業者が参入しているが、楽天グループもその1つ。楽天モバイル同様、新規顧客を増やそうと躍起になっているのかポイントサイト「モッピー」を経由して乗り換えれば1万8200円分のポイントが付与されるのを見つけた。

 ただ、目先の金に目がくらんで安易に切り替えて電気代がはるかに高くなっては元も子もない。公開されている電力量料金をエクセルに入力し、我が家(30A平均300kWh利用)の使用状況で比較すると月数十円ながら楽天でんきの方が安そうだ。しかも、加入すると、楽天市場での買物額に0.5%のポイント還元がされる。乗り換えた方が得なのは確かだ。

 この機会を逃すまいと、早速申し込みだ。モッピーから楽天でんきのサイトを開く。楽天IDでログインすると、紐づいた情報が表示されるなど手続きも簡単だ。現在の東京電力の契約のお客様番号を入力するなど、5分程度で完了した。東京電力への解約手続きも必要ないらしい。後は電力会社の切り替えが完了すれば1万8200P確定だが、それだけではない。楽天でんきでは切り替え後に半年継続すれば楽天ポイントを5000円分、1年継続でさらに5000円分もらえる。

 これまで何度となく電気会社を切り替えてきた俺だが、デメリットを感じたことはない。ただし、一部の新電力会社には電力卸価格が高騰した際に連動して一般利用者の電気代が大幅に値上げになった例がある。万一、価格が大きく上昇しそうな場合は、すぐに東京電力に戻す予定だ。いずれにせよ、1年後1万円分の楽天ポイントをゲットしたタイミングで、またポイントを求めて新たな会社に乗り換えることだろう

和田虫象(わだ・むしぞう):1980年生まれ。専門学校卒業後、芸能活動をするも芽が出ず、底辺ライター兼便利屋に。ニート気質ではあるが「きっついお仕事」「俺の旅ーニッポン縦断強制放浪」(いずれも鉄人社刊)の著書がある。

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アサジョ
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