女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2019年10月13日 記事は取材時の状況)
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嫁姑問題に頭を悩ませる女性は多いですが、中にはこんなバトルをしました……という人もいるようです。
「正直、結婚生活で唯一失敗だと思ったのが姑ですね」
そう語るのは都内に住む主婦の中原美弥さん(仮名・34歳)。年上の旦那さんは教育関係の仕事をしており、東京郊外の高級住宅地にマンションを所有する中原さんは周りから見れば完璧な結婚生活でしょう。そんな中原さんと姑との間に一体何があったのでしょうか。
一人暮らしの姑を心配して、近所に住むことに
「そもそものきっかけは、結婚当初の夫の提案ですね。当時の姑は早くに義父が他界して一人暮らしをしていたんです。夫は2人兄弟なのですが、長男の家族は都心に引っ越して以来、全然実家に顔を見せにこないんです。夫の仕事先は都内なので住む場所はどこでも良かったのですが、夫は『母を1人にするのは可哀想だから』と実家の近くに住むことを熱望したんです」
ちょうど、同じタイミングで新築マンションの入居募集があったという中原さん。あれよあれよという間に夫の実家の近くに引っ越しが決まったといいます。
「最初は『困ったことがあったらいつでも言ってね~』と言ってくださるような感じの良い姑さんだと思ったんです。そんなある日、幼稚園の息子が園の遊具から落ちてケガをしたんです。ケガ自体は捻挫程度だったのですが、『すぐに迎えに来てください』と連絡がありました。ちょうど、その時私は自分の実家のお墓参りに行っていてすぐに迎えに行けない状態。
それでもすぐに戻ることを夫に伝えると『母を迎えに行かせようか?』と言ってきたんです。姑の家は幼稚園からも近いし、ケガの様子も気になったのでとりあえずお願いすることにしました。その後、急いで病院に迎えに行ったのですが2人を病院で待たせてしまったみたいで……。それを旦那に話したら『もしまたこういうことがあったら困るから母に家の合鍵を渡しておこう』と提案されたんです」
夫の提案に渋々、鍵を渡すことを承諾した中原さん。しかし、これが大きな間違いだったのです。
勝手に部屋を掃除&小言にイラッ
「息子が小学生になった頃、私も働きに出たいと思い週に3回ほどパートを始めることになったのです。それを姑に伝えたところ、『じゃあ子供の面倒を見るわよ』と言われたのですが、さすがに悪いので断りました。すると翌週、信じられないことが……。
私がパートから帰ると、明らかに誰か入った形跡があり部屋が掃除されているんです。もしかして姑が勝手に入って掃除した……? まさかと思い聞いてみると『入ったわよ~。それよりあなた部屋をもう少し片付けなさい。あんなにチラシをためこんで……』と言われてしまい、何も言い返せなくなってしまいました。
夫にも相談しましたが、夫は昔から親に部屋を掃除させる人なので『別にいいんじゃない?』とあっけらかんとしていてムカつきましたね。でも、その日以来、断っても姑が勝手に部屋に入り部屋を掃除するようになったのです……」
初めはあまり強く言えなかったという中原さん。しかし、ついに堪忍袋の緒がキレるような出来事が起きたのです。
配信: 女子SPA!