2020年時点での未婚率は…男性28%、女性17%
結婚したくない男女が増加中? その理由は――。マッチングアプリ・サービス「ハッピーメール」が、結婚や婚活に関するアンケート調査を行い、結果を発表しました。調査は2024年7月、独身の男女各100人(計200人)を対象にウェブ上で実施したものです。
国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、生涯未婚率は2020年時点で男性は28.3%、女性は17.8%。半世紀前の1970年と比べると男性は26.6ポイント、女性は14.4ポイント上昇しており、年々増加傾向にあることが分かります。
また厚生労働省の「2023年版 厚生労働白書」では、2020年の未婚率は男女ともに20代前半は9割程度、20代後半は7割程度と、20代のほとんどが未婚者というのが現状です。
今回の調査では、「結婚したいと思うか」という問いには「はい」が69.4%(男性69人、女性70人)で約7割でした。結婚したい年齢については、30代前半までにと考えている割合が女性は43%に対して男性は24%と、女性の方が希望年齢が低いことが分かります。
現在婚活をしている人は、男女とも約4割。一方いずれもで6割弱は婚活をしておらず、結婚したくない理由は、男性が「時間を自由に使いたいから」「お金を自由に使いたいから」が同率1位、「相手に気を使いたくないから」が3位に。また女性は「時間を自由に使いたいから」「相手に気を使いたくないから」「親戚付き合いが面倒だから」の順でした。
結婚したくないと感じたきっかけ・理由に関する自由回答では、「『お小遣い制』というキーワードを聞いたときに結婚したくないと思った。自分が稼いだお金をコントロールできない不自由さが嫌」(男性)、「結婚すると旦那や子どもを優先しなければならなくなって行動が制限されるから」(女性)など、生々しい意見が寄せられています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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