職場の人間関係は、気を使うもの。
特に後輩の態度が横柄・気を使わないなどの理由から、先輩が頭を悩ませるというケースも少なくないようです。
本記事では、後輩にイライラするような行動をされて、腹が立った経験をもつ女性からエピソードを伺いました。
ゆとり世代の後輩にイライラ
静岡県に住む愛理さん(仮名・35歳/会社員)は、夫(40歳/金融関係)、娘10歳、息子8歳の4人家族。愛理さんは現在、共働きで建築関係の中小企業にて、事務員として働いています。
愛理さんには、10歳年下の後輩である美幸さん(仮名)がいました。美幸さんは茶髪、ピアスホールがいくつかあいた女性で、どこかやんちゃな風貌をしているそうです。
美幸さんは男性に媚を売るのが上手く、職場の男性からは大変人気がありました。その一方で、女性には態度がでかい上に、仕事もきちんとやろうとしないのであまり好かれていなかったようです。
愛理さん自身も、美幸さんに仕事を教えることがあったものの「私、ゆとり世代なんで、ちょっと言っている意味がわからないです。もう一回説明してもらえますか?」と言ってくるなど、とにかく面倒な性格なので対応にかなり困っていたそう。
そもそも自ら「ゆとり世代」を名乗ってくるとは、なかなかの後輩ですよね……。
そんな美幸さんとの関係に、大きな亀裂が入ったのは、とある春のことでした。
上司の異動が決まり、お別れ会をすることに
それは、ある年の4月初めに、直属の上司が転勤することが決まったそうです。その上司はいつもお世話になっている人だったので、転勤で引っ越す前にお別れ会をすることにしました。
お別れ会をするお店は、後輩の女の子と相談して決めることにしたと、愛理さんは語ります。しかし、問題はここからでした。
お別れ会の当日、なんと一緒に幹事をする後輩の美幸さんが20分も遅刻してきたのだとか。
後輩の美幸さんは、「すいません」と甘えた声で上司に伝えると、上司も「いいよ、いいよ」とニヤニヤ。愛理さんは、自分が幹事をするからと早めにお店へ入って待機したり、お別れ会の会費を一生懸命他の社員から徴収していたというのに……。
しかも、美幸さんは愛理さんに対しては、「あっ、どうも」という感じで、無言で軽く会釈をするだけでした。後輩の舐めた態度には、流石の愛理さんもイライラが止まりませんでした。
配信: 女子SPA!