エクセルとは無縁の人生だったのに、編集部のムチャブリ(!?)で『590円でずーっと役立つ! エクセル超入門』という本を片手にイチから学ぶことになったライター近間。ダブルクリックで瞬時に列幅をきれいに整えたり、スケジュール表の土日を自動的に色づけするなどの時短技に感動してきました。
さてさて、この本もいよいよ大詰め。今回は計算の時短技と表とグラフの魅せ技にトライしたいと思います。計算の時短はどんなことをするのかなんとなくイメージできるのですが、表とグラフの魅せ技は未知の世界。かなり手こずりそうで不安しかありませんが、そこは超初心者の近間を理解させてきた『590円でずーっと役立つ! エクセル超入門』。きっとわかりやすく説明してくれるはず。ということで、早速いってみましょう!
関数の入力に苦戦しそうな計算の時短技
どうやら計算の時短技は関数がいっぱい出てくる様子。関数はこれまでもやってきましたし、『590円でずーっと役立つ! エクセル超入門』でもわかりやすく解説してくれるのでやればできるんです。が、すっごく苦手。関数そのもの自体の意味もわからないんですよね。
でも、そんなこともいってられないので、まずは数値の合計の時短に有効なオートSUMからスタート。前回、同じようなことをやったので余裕でクリア! と思いきや、1点だけつまずきポイントがありました。該当する人もいそうな気がするので、下記で説明します。
つまずいたのは②の部分。説明ではホームボタンに「Σ」があるとのことですが、すみずみまで探したけど見つからず……
で、ホーム→挿入とひとつひとつクリックし、無事に数式のところで「Σ」を見つけました! 時短技なのに無駄に時間がかかってしまいましたが、Google先生に聞かずに自分で解決できるようになったところに我ながら成長を感じています。できたー!
とにかく筆者は関数が苦手なのですが、なかでも嫌いなのが関数を入力すること。覚えられないのはもちろん、本を見ながら入力するのも面倒そう……。ですが、小数点以下の端数を四捨五入、切り上げ、切り捨てのところでちょっとした発見がありました。「=RO」だけ打ったら、下記のように選択できる項目が出てきたんです。エクセルでは当たり前かもしれませんが、超初心者はこういったところに感動するのです!
上記のように関数の候補が出てきます。今回は四捨五入のROUNDを選択したのですが、その後の「(」まで入力してくれたことにも地味に感動しました。エクセルって賢いですね。
説明通りにやるとクリアできたのですが、正直、最後まで意味がわからなかったのがIF関数。これは「エクセル基本のキ」でも手こずったんですが、とにかく入力する関数が長すぎて白目になります。あと、倫理式だの真の場合だの偽の場合だの、一体なんのこと? 自称”文系”の筆者にとって、謎が多すぎるパートでした。これが入門って、上級編はいったいどんなことができるんでしょう。エクセルの世界は果てしない……!
IF関数があまりにも長すぎるので、入力するのに結構時間がかかりました。エクセル上級者はこういったこともすべて覚えていて、入力もスムーズなの? と不思議に思った超初心者なのでした。
これらの記号もなんとなく意味がわかるようなわからないような(笑)。自称”文系”なので、とにかく記号とか数字が苦手なのです。いつか私にも、使う日が訪れるのでしょうか。
エクセル攻略の最大の難所。表とグラフの魅せ技にトライ!
ライター近間にとって未知の世界である表とグラフの魅せ技。これまで以上にポンコツっぷりを発揮してしまいそうですが、とりあえずチャレンジしてみます!
まずは表からグラフを作成するパートから。一見すると難しそうですが、実際にやってみると表をドラッグしてグラフの種類を選ぶだけと超簡単。しかもグラフはいつでも変更できるというのも便利だし、プレゼンなどにも役立ちそう(って、プレゼンする機会は今のところなさそうですが・笑)。
こういった表もグラフにすると一気に見やすくなるんですね。これは発見でした
マイナスの数値などの色を変えるセルの書式設定のところで、またしても自分の成長を感じました。以前の筆者は本と違う表示なだけで焦りまくっていたのですが、冷静に対応してクリアすることができたんです。エクセルを攻略できるだけでなく、対応力までアップさせてくれるとは……。『590円でずーっと役立つ! エクセル超入門』様様です!
何度もいいますが、自称”文系”なので表やグラフには苦手意識を持っていました。が、実際にやってみると、「意外と簡単♡」って思うことが多数。それでは恒例(!?)の「この技に感動した!」っていうパートをご紹介していきます。
フィルターという機能を使って特定の商品データだけを絞り込むパート。シャープペンシルSのデータだけ絞り込みたいと作業したら……
なんということでしょう! ボールペンや万年筆はどっかにいっちゃって、シャープペンシルSだけの表になったんです。このシステムすごいけど謎すぎる!!
複雑なグラフもボタンひとつで完成するとは知りませんでした! この資料でプレゼンなどをしたら、”デキる女”をアピールできそう(笑)
というわけで、無事に『590円でずーっと役立つ! エクセル超入門』を最後までやり遂げました。本を見ながらできただけなので、エクセルの達人の方たちからすると攻略したとはいえないかもしれません。でも、「エクセル=苦手・できない」という意識を変えられたのは、我ながらすごいことだと思います。
これまでの人生で必要なかったので、実際に仕事で使うことはないかもしれません。ただ、編集部にエクセルの実力を聞かれてとっさについた嘘も、今なら嘘じゃないですよね。これからは堂々と「エクセルは少しならできます! 」と答えていこうと思います。というわけで、超初心者の【エクセル攻略への道】にお付き合いいただき、ありがとうございました!
そして改めて、『590円でずーっと役立つ! エクセル超入門』はマジで使える名著です! 特にエクセルを覚えたいという超初心者&初心者の方には、本気でおすすめします!
text:KYOKO CHIKAMA
配信: オトナミューズウェブ
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