【奈良】法隆寺のある斑鳩町でコスモスを観賞!美しい景観を楽しもう

奈良県斑鳩町の世界遺産「法隆寺」周辺には、秋にコスモスの花が観賞できるスポットがあります。田畑が広がるのどかな場所にコスモスが多数咲き、多くの人が訪れます。町内のカフェや食事処に立ち寄りながら、観賞してみませんか。

法起寺周辺

法隆寺の北東にある法起寺(ほうきじ)周辺では、田畑に植えられたコスモスが、秋に美しい花を咲かせます。法起寺の三重塔を背景にコスモスが楽しめるため、例年多くの観光客が訪れています。

法起寺は、638年に創建された非常に歴史のある寺院で、世界遺産にも認定されています。本堂や金堂といった建築物が建っていますが、そのなかでも三重塔は、創建当時からのものであり、現存する国内の三重塔の中では、もっとも古いとされています。

国宝にも指定されている歴史を感じる三重塔と、色鮮やかなコスモスの花とのコントラストは、とても美しいものです。コスモス畑には、ススキなども見られ、散策すると秋らしさが存分に感じられるでしょう。

コスモスの見頃

法起寺周辺のコスモスの見頃は、例年10月中旬~11月上旬頃です。斑鳩町のコスモス開花情報によると、2024年は、10月下旬から11月上旬の見込みとなっています。

駐車場・アクセス

車の方は、奈良県道9号「法起寺西」交差点を西に入り、まっすぐ進んだところにある「三井観光自動車駐車場」を利用してください。コスモス畑までは、少々歩きますが、野菜や果物を販売するお店が出ていることもありますよ。

公共交通機関でお越しの方は、奈良交通バスの「法起寺」バス停下車すぐです。JR大和路線の「法隆寺」駅からは、徒歩約30分です。法隆寺から歩くと、約2km、25~30分程度かかります。

【スポット情報】

法起寺

中宮寺跡史跡公園

法起寺から南へ少し進んだ「中宮寺跡史跡公園」周辺でも、コスモスの花が楽しめます。寺院の跡を整備した公園内に、コスモス畑が広がり、散策を楽しむ人の姿が見られます。

中宮寺は、この史跡公園のある場所に、飛鳥時代に創建されました。その後、法隆寺の東側に移ったため、こちらを「中宮寺跡」と呼ぶようになりました。

史跡公園にある寺院の建物跡には、柱を支える礎石が復元されています。その場所は写真のように少し高くなっているので、登ってみるとコスモス畑や周辺の景色を眺めることができます。周囲に高い建物がないので、のどかな風景が楽しめます。

コスモスの見頃

中宮寺跡史跡公園のコスモスの見頃は、例年10月中旬から11月上旬頃となります。2024年は、残暑が長く続いたため、見頃は10月下旬以降になりそうです。斑鳩町のコスモス開花情報も確認してみてください。

駐車場・アクセス

車でお越しの方は、コスモスの開花時期に設けられる臨時駐車場をご利用ください。休日の午後などは訪れる人が多くなり、満車となることもあるので、ご注意ください。

公共交通機関でお越しの方は、奈良交通バス「中宮寺前」バス停で下車し、徒歩約10分です。また、法隆寺からは徒歩で15分程度です。

【スポット情報】

中宮寺跡史跡公園

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