「SNS流行語ランキング」2024年7~9月の結果発表
「ウェブ解析士協会」が、四半期ごとに発表している「SNS流行語ランキング」2024年7~9月の結果を発表しました。調査は2024年10月1日~4日の期間、SNSマネージャー有資格者124人を対象に、インターネット上で行われました。
今回のランキングは、カウントダウン順に「UCHIDA1」「ニコニコ復活」「ブレイキン」「アザラシ幼稚園」「SHOGUN 将軍」がランクイン。「UCHIDA1」は、DJグループRepezen Foxxの元メンバーDJ銀太と、YouTubeやTikTokなどで活躍するおだけい(ODAKEi)が手掛けた楽曲です。「ニコニコ復活」はKADOKAWAグループ運営サービスがランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたことも記憶に新しいのではないでしょうか。「ブレイキン」は、7月26日~8月11日開催のパリオリンピックで採用された唯一の新競技ですね。「アザラシ幼稚園」は、オランダにあるアザラシ保護施設「Zeehondencentrum Pieterburen(ピーテルブーレンアザラシセンター)」の愛称です。
上位5位には、「はいよろこんで/ギリギリダンス」「しかのこのこのここしたんたん」「地面師たち」「無課金おじさん」「50-50(大谷さん)」がランクインしました。「はいよろこんで/ギリギリダンス」は、5月27日から配信開始された、クリエイター・こっちのけんとによる楽曲です。「しかのこのこのここしたんたん」は、頭に鹿のような角が生えた謎の少女「のこたん」が登場するコメディー漫画。「地面師たち」は、実際に起きた事件を下敷きにした新庄耕の小説のタイトルです。Netflixでドラマ化され7月25日から配信されました。「無課金おじさん」は、パリオリンピック射撃混合10mエアピストル団体で銀メダルを獲得したトルコチームのユスフ・ディケチ選手の異名です。「50-50(大谷さん)」は、米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平の快挙についてです。※数値は2024年10月5日時点
今回のランキングは、オリンピックもあってスポーツ関連の言葉が上位に入りました。大谷翔平選手の活躍に関する投稿はもはや定番ですが、「ブレイキン」をはじめ日本選手の活躍を反映し、SNSも盛り上がりました。
また、SNSユーザーならではの表現も光りました。「アザラシ幼稚園」「無課金おじさん」。国外の当事者と日本のユーザーの交流を実現するに至りました。
快挙に沸いた『SHOGUN 将軍』も含め、ネット配信ドラマが二つランクイン。前四半期の1位も「ショートドラマ」でした。さまざまな映像形式が受け入れられているといえそうです。
あなたはいくつわかりましたか?また、すべての流行語の《意味》を知っていますか?
(LASISA編集部)
配信: LASISA
関連記事: