事実婚のQ&A
Q1.事実婚のメリットは?
主に「どちらも実家の戸籍から外れなくてすむ」、「夫婦別姓でいられる」、「義理の両親などと姻族関係にならない」、「社会的に独身を貫く」といったメリットがあります。
Q2.事実婚のデメリットは?
主に「法定相続人になれない」、「自動的に父親の子どもにはならない」、「所得税において配偶者控除制度が使えない」、「相続税において配偶者税額軽減がない」といったデメリットがあります。
Q3.事実婚と同棲カップルの違いは?
「本人同士で夫婦としての認識があるか」、「周りが社会的に夫婦として扱っているか」が事実婚と同棲カップルの違いです。
まとめ
事実婚には、夫婦になっても別姓でい続けることができる、氏名変更の精神的・物理的ストレスを受けずに済むという大きなメリットがあります。
一方、相手の法定相続人になれない、子どもの法的な父親になるためには認知が必要など、気を付けておきたいポイントも少なくありません。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひメリットとデメリット両方をよく検討した上で、みなさんも自分たちに1番合った結婚の形を選んでみてください。
監修者:萩原 達也弁護士
ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、所属する中国、アメリカをはじめとする海外の弁護士資格保有者や、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。
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