1.保護猫カフェに行く
「保護猫カフェ」とは、飼い主さんのいない猫たちが暮らしている施設です。
スペースや設備はお店によって様々ですが、特に猫を飼う決意がなくても入店可能です。「猫が好きだけど住宅の事情で猫が飼えない」「猫を飼いたいのに家族が喘息や猫アレルギーだからガマンしている」といった人たちでも、気兼ねなく猫とふれあえる場所なのです。
保護猫たちの飼育費用は、保護猫カフェの利用料でまかなわれています。そのため、「わずかな時間でも猫と触れあいたい」という人々の気持ちだけでも保護猫たちの生活を支えることができる仕組みになっています。
そんな保護猫カフェでは、そこで生活する猫を家族に迎えることもできます。「猫カフェ」という仕組み上、何度も通って猫のことを知ることができるので、じっくり考えたい人におすすめです。
2.保護猫の譲渡会に参加する
「保護猫の譲渡会」とは、家族のいない猫たちと、猫を飼いたいと思っている人たちをつなぐ場のことです。保護猫活動をしているNPO法人や企業、個人などが参加しています。
譲渡会では、1つの空間の中に猫が入ったケージが並べられています。入場料は無料のところもあれば有料のところもあり、予約についても事前予約が必要なところもあれば、当日来場でかまわないところも。いずれにしても、先方に迷惑がかからないように事前に確認が必要です。
なお、猫の譲渡会に参加している保護猫たちは、ワクチンや検査など、健康に必要な事柄が済んでいます(譲渡会の方針により異なる)。子猫から成猫、シニア猫まで幅広い年代の猫たちが、大切にしてくれる家族を待っています。
譲渡会はコンスタントに開催されていますが、来場者は真剣に猫をお迎えしたい人が多いので、同じ猫に何度も会える確率は保護猫カフェより下がります。また、同じ猫への里親希望が重なることもあることを頭に入れておきましょう。
配信: ねこちゃんホンポ