作者にインタビュー「さいとう」の謎
「さいとう」という名字の漢字、なんでこんなに多いんだ――? とある男性会社員の“素朴な疑問”を描いた2ページ漫画が、X(旧ツイッター)で7.6万件以上の“いいね”を集める共感を呼びました。漫画を読んだXユーザーらからは「これは衝撃」などの感想が寄せられています。
作者は青木ぼんろ(@aobonro)さん。会社員として働きながら漫画を描きXにアップしています。今回の作品「『さいとう』が多過ぎる理由」は、仕事関係者の「さいとう」さんにメールを送ろうとした男性会社員が、「さい」という漢字の酒類か多くどれが正しいか分からなかったことから「そもそも何でこんなに多いんだ?」と由来を調べてみた、という内容。
青木さんが調べた「『さい』の字が増えた理由」を作中で紹介したことから、読者からは「マジか」「知らなかった」「これはツッコミ不可避」などのリアクションが続々。ほかにも「さいとうの表記は全国民が苦しんでいる」「ひらがな表記でもいいですかね」「もう一番簡単な『斉』で統一してほしい」「わたなべの『なべ』も困る」などの声も寄せられています。
今回の漫画について、作者の青木さんに話を聞きました。
Q.今回の「さいとうさん」の漫画は、どのようにして思い付いたのでしょうか。
「取引先の齋藤さんへメールを送る際に『あれ、どのさいとうだったっけ……」と煩わしさを感じ、『そもそもなんでこんなに多いんだよ』と調べ出したのがきっかけです。その後、実際に取引先へうかがったんですが、来館受付で訪問先を書かされたときに『齋藤』が書けずにそれっぽくごちゃごちゃっと書きました」
Q.青木さんの友人にも「さいとう」さんはいますか? その方の漢字は覚えていますか?
「二人くらいいますが……覚えてないですね(笑)」
Q.会社員をしながら漫画を描いているとのこと、会社員生活では漫画のネタになりそうな出来事が多く起こるものでしょうか。
「そうですね、人がたくさん集まる場所ではいろいろなことが起こるので、多いと思います」
あなたの身近に「さいとう」さんはいますか? その方の漢字を正確に表記できますか?
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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