10月に咳が続く様になるのはなぜ?その対処法は鍼灸治療で出来る!?

10月に咳が続く様になるのはなぜ?その対処法は鍼灸治療で出来る!?

■気温が28℃を下回ると呼吸器に関係する症状が増加する?!

気温が28℃を下回ると、肺に基礎疾患をお持ちの方は、咳や喘息を誘発する恐れがあります。生活環境を見直すことにより、咳や喘息が改善されることは少なくありません。
室温設定に関しては、JIJICO内の下記コラムをご覧戴きたく思います。

就寝中のクーラーは体調不良を引き起こす?体温低下が招く危険性とは

肺に関する症状が出ている人は、体温は低くなくても体が冷たくなっている傾向にあります。

1.頭・肩背部・腰に重だるさや張りを感じている
2.便が軟らかい
3.食欲が出ない
4.倦怠感がある

などの体調不良を感じているは、毎日40℃くらいの浴槽に3~5分程度入り、冷えから生じる体調不調を解消して戴きたく思います。

5.咳が出る
6.息苦しい
7.呼吸が浅い

などの不調を呼吸器に感じている人は、38℃程度の浴槽に30秒から1分程度入浴すると良いでしょう。

■長引く咳に鍼灸治療や瘀血治療(内外科治療)が有効です

東洋医学では、春は肝臓、夏は心臓、秋は肺臓、冬は腎臓、季節の変わり目は脾臓・膵臓の調子が悪くなるという考えがあります。病気の原因は、個人の生活が生み出す「内因」と環境が影響する「外因」によると考えますが、春夏秋冬の病は「外因」が関係するという考えです。
秋は、気温が低くなるので、元々肺が弱い人は、お彼岸の中日(9月20日)頃より不調を感じるようになります。急激な気温低下は、「外因」の大きな要因と言えます。
咳が出る、咳が長く続く人は、是非鍼灸治療(内外科治療)や瘀血治療(内外科治療)をお試し戴きたく思います。鍼灸治療(内外科治療)は、風邪をはじめとした呼吸器疾患を、最も得意疾患としています。気管支炎、気管支喘息や肺炎などを発症している人に、鍼灸治療(内外科治療)は有効です。薬物治療(内科治療)や外科手術(外科治療)をした後に体調不良を感じている人は、身体の外側から内臓機能に働きかける事が可能な鍼灸治療(内外科治療)や瘀血治療(内外科治療)を是非ご検討戴きたく思います。鍼灸治療(内外科治療)をご希望の際は、お近くの鍼灸院または鍼灸師が勤務している医療提供施設にご相談ください。
清野が呼称する養正(ようせい)治療は、日常の適正な生活です。詳しくお知りになりたい人は、清野鍼灸整骨院ホームページ「くらしと養生」をご参照願います。
肺を強化したい人や呼吸器の改善をご希望の人には、ヨガ(YOGA)の運動法や呼吸法が最適です。ヨガ(YOGA)療法をご希望の人は、清野メディカルヨーガもしくはお近くのヨガ教室にご相談頂きたく思います。

(清野 充典/鍼灸師)

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JIJICOでは、今のトレンドや話題のニュースをテーマに取り上げ専門家が独自の視点で徹底解説。弁護士、公認会計士、税理士、社労士、医師、ファイナンシャルプランナー、心理カウンセラーなど多彩な執筆陣が揃い踏み。読者の疑問や悩み、問題解決のヒントとなる情報を提供します。
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