ローマで富裕層が多い地域といえばプラーティやパリオリが有名ですが、郊外にもリッチなエリアがいくつかあります。
ローマから南に向かったグロッタフェッラータもそんな街のひとつ。
町の中心には、ルネサンス時代のローマ教皇ユリウス2世が建てたといわれる要塞が残っていて、現在はギリシア正教系の聖バシレイオス修道会が置かれています。
インターナショナルスクールが多く、レストランのお値段も高めに設定されているグロッタフェッラータ。
メインストリートに並ぶお店も洗練されていて、街を行くマダムたちが足を止めて眺める姿もあります。
そのメインストリートにあるバール「FONDI」は内装がとてもモダン。
どこかシュールなのに落ち着きがあり、子供をインターナショナルスクールに通わせるママたちのティータイムのお店として知られています。
そんなおしゃれなバールの一隅で売られていたのが栗。
グロッタフェッラータの周辺は栗の名産地で、秋になると路上でも栗の専門屋台が登場します。
1キロ8ユーロ(約1300円)の栗、ちょっと粒が大きいのですが、秋の夜長の赤ワインのお供に最適です。
配信: ワウネタ海外生活