妊娠初期の超音波検査で確認できることは?赤ちゃんの性別はいつごろわかる?【産婦人科医】

妊娠初期の超音波検査で確認できることは?赤ちゃんの性別はいつごろわかる?【産婦人科医】

妊婦健診時に行われる超音波検査。妊婦さんにとっておなかの赤ちゃんの様子が見られる楽しみな時間ですが、そもそもどういうしくみで赤ちゃんが写っているのでしょうか? また、妊娠初期の超音波検査でわかることや医師が確認しているポイントなどを、丸茂レディースクリニック院長・丸茂元三先生に教えてもらいました。

超音波検査でおなかの中の様子がわかるしくみは?

超音波画像は、かたいものにぶつかると反射し、液体などは通り抜けるという超音波の性質を利用して、羊水内の赤ちゃんの姿形を画面上に投影しています。赤ちゃんの背骨や肋骨、頭蓋骨などかたいものは白く、羊水や血液、膀胱の中の尿などは黒く、筋肉や脂肪、胎盤などはグレーに写ります。また、写っているのは赤ちゃんの断面のため、超音波をあてる位置や角度によっても写り方が変わります。

妊娠初期の超音波検査でわかること・医師が確認していることは?

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

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