2024年10月11日、声優の大山のぶ代さんが亡くなったことが分かりました。90歳でした。
産経ニュースによると、大山さんは老衰のため、同年9月29日に息を引き取ったといいます。
国民的テレビアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)にて、ドラえもん役を3代目として1979年から26年にわたって演じてきた、大山さん。
また、ゲームやアニメで展開する『ダンガンロンパ』シリーズでは、重要キャラクターである初代モノクマ役を演じるなど、特徴的な声を生かして長年声優として活躍していました。
しかし、2012年にアルツハイマー型認知症の診断を受け、闘病生活を開始。2017年に夫で俳優の砂川啓介さんが亡くなった後も、高齢者向け施設で穏やかに過ごしていたといいます。
ドラえもんは2005年4月から、声優の水田わさびさんが4代目として声を当てています。声優が変更してから早20年近く経っているため、若い人の間では水田さんの声で定着しているでしょう。
しかし世代によっては、『ドラえもんの声』と聞いた時、大山さんの声を思い出す人が多いはず。2024年になってもなお、大山さんの演じるドラえもんを愛する人たちから、さまざまな声が上がっています。
・自分の中では、ドラえもんといえば大山さんです。かわいらしい声でずっと大好きでした。
・認知症が公表されてから、ずっと気にしていました。素敵な声と演技をありがとう。
・大山さんの声は、大山さんにしか出せないと思う。それくらいに個性の塊だった。
大山さんの特徴的な声は、今後も作品を通して多くの人に強い印象を残すのでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
[文・構成/grape編集部]
出典 産経ニュース
配信: grape [グレイプ]
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