【私って、上の子可愛くない症候群!?】知っておきたい子どものこと Vol.13 | HugMug

どうやって切り抜ければいいの?

それでは、「可愛くない」と感じたときに、どうすればいいのでしょうか。

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ストレスが溜まっていませんか?

「子どもが可愛くない」と感じるときは、何かしらのストレスが溜まっている可能性があります。一歩立ち止まって冷静になり「ワンオペ育児で疲れていないか」「子育てを頑張りすぎていないか」と自分を振り返り、ストレスが溜まっている現状を認識することが必要です。


気持ちをリセットする機会をつくりましょう

休日は子どもをパパにまかせて、カフェでまったりしたり映画鑑賞をしたり。私もそうでしたが、一度リセットして自分を振り返る機会をつくると、新たに子どもと出会い直すことができるんです。やさしい眼差しが向けられたり、あたたかい言葉がかけられたり……。子ども側からしたら「可愛くない」「見るのも嫌だ」なんて言われたりすることほど、辛いものはありませんよね。大人もそうではありませんか? でも子どもは逃げ場がないのです。ですから、可愛くないと思ってしまうことは自然なことですが、そう思ったときは、気持ちを仕切り直すことが大切です。


親の欲求を抑えつけないで!

とくに赤ちゃんをお世話するときは、自分の欲求は阻止されがち。行きたいときにトイレ行けない、眠りたいときに眠れない、温かいものを温かいうちに食べられない。ごく普通に満たしている欲求を満たせなくなり、我慢せざるを得ない場面が増えて……。その上、上の子があーだこーだと反抗的な態度をとってきたら、可愛いと思う方が難しいでしょう。子育てにおいて、すべての欲求を抑える必要はありません。時間を見つけて、自分の好きなことをすることも、子育てをするうえで必要不可欠です。


自分の気持ちを誰かに話すことも大切

愚痴を言ったり相談したり、育児をするにあたってストレスを発散することは必要です! 家庭間で発散できない場合は、子育て支援員の方を頼ってみたり、保育園や幼稚園に通っていれば、保育士さんに相談してみるのもいいかもしれません。雑談のつもりで気軽に話してみましょう。人間は自分の感情に気づきにくく、誰かに話して相手が鏡としての機能を果たしてくれることによって、自分というものに気づくもの。すると、解決策が見つかったり、思い悩んでいたことがクリアになったりするものです。


子どもを褒めてあげましょう

可愛く思えないからといって、微笑みひとつかけず、理解の言葉すら一切かけなければ、子どもはさらに反抗的になるでしょう。すると親のイライラがさらに募り悪循環に陥ります。これを断ち切るには、子どもの欲求を満たしてあげること。ある程度成長すると、「自分を見てほしい」「言葉をかけてほしい」といった、承認欲求が高まります。可愛いと思えない中でも何か褒めることを見つけ、1日1回でも褒めるだけで、子どもの欲求は満たされます。「いいうんち出たね」「ごはんいっぱい食べたね」「ピーマン食べられたね」など些細なことでOK。子どもの気持ちを満たして、お互いの心が通う瞬間を、いっときだけでもつくりましょう。


自分の気持ちを子どもに話してみて

「ママちょっとお腹が痛いの」「今日はね、ママ悲しい気分なの」のように、自分の気持ちを話してみましょう。2歳くらいからこういった気持ちを伝えることで、感情を理解する力が育まれたり、共感性が高まるというデータがあります。子どもの前では、自分の気持ちを表現しない、してはならないと思っている親がいますが、自分の嬉しい、困った、悲しい気持ちなどをときには素直に表現してもいいんです。そうすることによって、子どもの共感性も高まることがあるのですから。

「子どもはみんな可愛い、可愛いと思わなければいけない、そう思うことは親として当然」。そういった風潮が、社会にはあると思うんですよね。けれど、親も感情を持つ人間ですから、さまざまな要因によって、「可愛くない」と思うことはあって当然です。ですから、そう思ったとときは「こういう時期なんだな」「そう思うことだってある」と受け止めて、気持ちをリセットすることが大切です。自分の心に余裕があれば、見え方は変わってくるものです。

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