絶対面白い秋ドラマ“深夜枠”ベスト3。死神の“初恋”も必見だけど、圧倒的な“期待度No.1”は

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Qrosの女 スクープという名の狂気

芸能界の闇を暴くゴシップエンターテイメントの『Qros(キュロス)の女 スクープという名の狂気』(月曜よる11時6分~/テレビ東京系)は見応えがありそう。話題のCM美女「Qrosの女」の正体を巡って大衆の欲望が加速してゆき、芸能界、週刊誌業界だけでなく一般人をも巻き込んで――ミステリーとサスペンスが交錯する物語です。

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主演の桐谷健太が「週刊キンダイ」の敏腕記者・栗山を、そのバディとなる元政治班の若手記者・矢口を影山拓也(IMP.)が演じています。

『ストロベリーナイト』誉田哲也氏の長編小説が原作

注目なのは『ストロベリーナイト』シリーズをはじめとする警察小説から、青春小説『武士道シックスティーン』まで、多彩なジャンルで緻密で骨太な作品を生み出してきた作家・誉田哲也氏の長編小説が原作であることです。その多くがメディア化に成功。本作でも1億総メディア社会を生きる現代人の欲求をあぶり出す、本格的な社会派の作品になることでしょう。

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10月7日には第1話が放送されましたが、ただ著名人のスキャンダルを追うのではなく、利権やかけひきにより二転三転。スピード感のある展開に惹きこまれました。一方で、編集長(岡部たかし)が終盤で語った「なぜ週刊誌はゴシップを追うのか?」の答えにハッとさせられる場面も。実はあるトラウマを抱えているという栗山の過去や、「Qrosの女」の謎はまだまだ見えていませんので、第2話からでも充分に追いつけます!

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