東京マリオットホテルの「Shiny SHINE MUSCAT Afternoon Tea」を編集部が実食レポート!
東京マリオットホテル「Lounge & Dining G」が昨年に続き今秋テーマに選んだのは「シャインマスカット」。
「7月に長野県にあるこもだ果樹園さんにうかがい、生産者の方の品質へのこだわりに触れて感動しました。愛情かけて育てられたシャインマスカットが主役になるように、スイーツの配合を細やかに調整しています」と話してくれるのはペストリーシェフの石和悟氏。
まずはみずみずしいマスカットと爽やかなミントの味わいが楽しめるウエルカムドリンク「マスカットとモロッカンミントティー」で乾いた喉を潤し、その後、7種のスイーツのほか、スコーン、セイボリー4種が運ばれてきました。
「Lounge & Dining G」のアフタヌーンティーで嬉しいのが、ミニパフェまで楽しめてしまうということ! こちらの「長野県産シャインマスカットと薔薇のレイヤードパフェ」は、トップに飴細工が飾ってあり、ぶどうの女王と呼ばれるシャインマスカットにふさわしいビジュアルです。
下からバラのジュレ、シャインマスカットクリーム、クレームシャンティ(生クリーム)、マスカットのジュレ、大粒のシャインマスカットという構成になっています。
トップのシャインマスカットはシャキッとした食感が印象的。真ん中のクリームで、優しいマスカットの甘さに包まれた後は、香りが強いバラのジュレで味が引き締まる。上から食べ進めるうちに変化する味わいを楽しめます!
ショートケーキも東京マリオットホテルの定番のひとつ。今回の「長野県産シャインマスカットのショートケーキ」は、シャインマスカットの断面を綺麗に見せるために丸型にしたそう。これは写真映え間違いなしです!
コクがあり口溶けのいいシャンティと、ともに口の中で溶けるようなしっとりとしたジェノワーズ(スポンジ生地)が、シャインマスカットの甘さやみずみずしさをさらに引き立てていました。
「長野県産シャインマスカットのタルト」はフレッシュなシャインマスカットの魅力を活かしています。
タルトに敷き詰めたカスタードもシャインマスカットの風味が感じられ、繊細な甘さがジュワッとあふれるよう。タルトのサクサクと果実のシャキシャキの対比も楽しい!
ホワイトチョコレートベースの「シャインマスカットと巨峰のボンボンショコラ」は、中にマスカットのジュレと巨峰のガナッシュが隠れています。
巨峰のガナッシュには、自然な香りと甘みが豊かなこもだ果樹園のジュースを使用しています。ひと口でいただくと、チョコレートのコクの後からぶどう風味があふれ贅沢な味わい。
さらに同じプレートには、朝露のような雫がついているぶどうの葉を模ったホワイトチョコレートもあしらわれており、味だけでなく美しさへのこだわりを改めて感じました。
「長野県産シャインマスカットのレアチーズムース」は、シャインマスカットの粒をイメージしたコロンとした形がキュート!
ムースはデンマーク産のクリームチーズによるまろやかで優しい味わい。割ってみると、シャインマスカットのコンポートが! 果実の食感が強く残っており、ふわふわやわらかな食感の中にシャキッとしたアクセントを感じました。
シャインマスカットと同じく、こもだ果樹園から取り寄せたナガノパープルの食べ比べができる「2色葡萄のブランマンジェとエルダーフラワーのジュレ」。
ナガノパープルは酸味控えめで濃厚な甘さがありながら、後味はすっきりとした味わいです。
中のブランマンジェにもシャインマスカットを使用。さらに、マスカットに似た香りを持つエルダーフラワーのジュレを合わせているので、風味がより感じられます。
スイーツの中で唯一シャインマスカットを使用していない「笠間栗とベルベンヌのサブレサンド」。
レモンのような清涼感ある香りのハーブ・ベルベンヌの香りが広がるサクサクサブレで、旬を迎えた笠間産の栗を使った濃厚なクリームをサンド。
トップには、マロングラッセとピスタチオ、ミルクチョコのコーティングでかわいらしく仕上げています。
「Lounge & Dining G」のスコーンは、卵不使用ながらしっとりとした食感が生まれるように配合や混ぜ方などに工夫を重ねた自慢の品。
今回は、そんなこだわりのスコーンにこもだ果樹園のセミドライのシャインマスカットを練り込んでいます。
凝縮された味わいと爽やかな香りには、フレッシュな酸味が効いた自家製ライムコンフィチュールがぴったり。
配信: OZmall