ベビースキンケア、よかれと思ったものが逆に刺激に!? やりがち「NG行動」3選【皮膚科医】

ベビースキンケア、よかれと思ったものが逆に刺激に!? やりがち「NG行動」3選【皮膚科医】

「保湿力が高そうなので、ワセリンを全身に塗る」はNG!

乾燥が気になるときの保湿アイテムとして、油分の多いワセリンはぴったりなスキンケアアイテム。しかし、ワセリンの特徴を理解して正しく使うことが大切だと先生はいいます。

「ワセリンは、皮膚の表面に油膜を張るようにして肌を保護し、水分の蒸発を防ぐもの。油分が多くベタつくので、ローションのように全身に塗る保湿剤としては向きません。
ワセリンを使うときは、1日に何度も汚れをふかれる刺激で荒れやすいおしりのまわり、口のまわりなどに、部分使いするといいでしょう」(馬場先生)

監修/馬場直子先生 イラスト/うえむらのぶこ 取材・文/ひよこクラブ編集部

赤ちゃんの肌というと、トラブル知らずのぷるぷるもちもち肌をイメージしがちですが、実際はとてもデリケートで、トラブルも起こりやすいんです。正しいスキンケアの知識を取り入れて、きれいな肌を守ってあげましょう。

●記事の内容は2024年8月時点の情報で、現在と異なる場合があります。

参考/『初めてのひよこクラブ』2024年秋号 特集「肌トラブルに負けない0~3カ月ベビーのためのスキンケアLesson」

監修者
馬場直子 先生
PROFILE:神奈川県立こども医療センター皮膚科 部長

滋賀医科大学医学部卒業後、横浜市立大学医学部附属病院皮膚科講師を経て、現職。診察や執筆を通じ、赤ちゃんの肌を健やかなに保つための活動を精力的に行っている。

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