NG眉メイク3:下がり眉
平行に描くことを心がけると、なんとなく眉毛が下がってしまうという人もいるのではないでしょうか。これも気をつけたいポイントです。
いつも通り描いているのに下がり眉になってしまうという人は、おそらく加齢の影響を受けた眉毛周りの筋肉が原因です。若い世代があえて眉毛を下げて困り眉などを描いていますが、これはフェイスラインがキリッと上がっている世代だから映えるもの。大人世代がやると、なんとなく疲れた印象を与え、たるみを強調させてしまうので気をつけましょう。
解決方法:眉山を少しだけ外側にする
下がり眉対策に関しては、ヘア&メイクアップアーティスト長井かおりさんの著書『長井かおりからのお知らせです そのメイクの常識、ちょっと前に変わってます!』(講談社刊)に詳しく書かれていて、めちゃくちゃ参考になった方法があるのでご紹介させてください。
まずは眉山をしっかり描くというのがポイントではあるのですが、下がり眉を解決するなら、さらにひと工夫。同書には<「眉山を外側に平行スライドして3本描き足す」が正解。>とあります。これを参考に、眉山をいつもより(ペンシル1本分ほど)外側にスライドさせると、眉尻をそんなに下げることなく自然な感じに平行眉を描くことができました。
他にも、ペンシルのみで眉毛を描くと濃淡もなくのっぺりとした眉になって老けた印象を与えてしまうので、リキッドやペンシルの芯の細いもので1本1本書き足す。パウダーなどを取り入れて色のグラデーションをつける。マスカラをプラスして立体感を出すなど、複数のアイテムを使い分けると良いでしょう。また、眉を描く際は、スクリューブラシで整えるのも忘れずに。
たかが眉、されど眉。眉の印象を変えるだけで、垢抜けた感じになる上に若見え効果が期待できるので、ぜひ試してみてほしいです。
<写真・文/佐治真澄>
【佐治真澄】
美容ライター/化粧品会社のPR経験をもとにライターとして活動を開始。現在はWEBを中心に多くの媒体で美容記事を執筆。スキンケア、メイク、ボディ、ヘアケアなど幅広いジャンルに精通。
配信: 女子SPA!
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