《結婚するなら次男以降》令和でも通用する…?「生まれ順」より“重要なこと”にSNS共感の声

《結婚するなら次男以降》令和でも通用する…?「生まれ順」より“重要なこと”にSNS共感の声

「結婚するなら次男以降」は、令和の今でも根強い価値観?

 一昔前までよく言われていた「結婚するなら次男以降(長男を避ける)」という言葉。さまざまな理由があった上での言葉ですが、令和となった現代でも通用する言葉なのでしょうか? ネット上では長男と結婚した人、長男を避けて結婚した人の議論が繰り広げられていました。

 実際に、世間の人はどう考ええているのでしょうか。2024年3月に「ナイル」が行った交際相手に望む兄弟構成に関するアンケートでは、交際相手の兄弟構成を意識する人は56.3%と半数以上が「意識する」と回答しています。さらに、交際相手に希望する兄弟間での位置は、「中間子」が最も多く、次いで「長子」、「末っ子」「一人っ子」の順でした。最近のデータでは、長男が人気がないわけではなさそうです。

 そもそも、長男との結婚を避けるべきと言われてきた理由としては、「義理の両親と同居する可能性が高い」「何かと干渉されがち」「実家の土地や墓地、介護などの負担を避けられない」といったもの。身体的・金銭的な負担がどうしても多くふりかかってしまうためだったようです。

「自分の親でも抵抗があるのに、義理の両親の介護はしたくない」「やっぱり干渉されたくないよね」といった考えのある人は、特に長男を避ける傾向があります。中には「親からも長男はやめとけって言われた」というような声もあがっていました。

むしろ、次男・三男が珍しい時代に

 しかし、この考えはあくまで一昔前のもの。現代ではこれまでの時代と異なり、ひとりっ子の家庭が増えています。そのため次男・三男を探すこと自体が難しくなっており、長男を避けられない時代に。

 実際に長男と結婚した人からは「ウチは全然義実家からの干渉はないよ」「その親の性格によるから、そんなに気にしなくてもいいんじゃないかな」といった声もあり、むしろ「何番目かよりも義実家からの物理的な距離を気にするべき」「家が近いなら次男でも避けたい」など、物理的な距離の方が重要だと考える人が多くいます。

 次男・三男と結婚した人からは「次男だけど長男が遠くに住んでるから、どうしても我が家にばかり義母が来る」「三男だけど、兄弟で1番近くに住んでるから何かと呼び出されちゃうんだよね」というエピソードもあり、義実家からすれば1番近い「距離」にいる子どもを頼りにする傾向があるようです。

 あくまでも親の性格や関係性にもよるので一概には言えないですが、「長男」という肩書きではなく、物理的な距離を確認することが重要なのかもしれませんね。

(LASISA編集部)

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