赤ちゃんの「笑い」には、大きく分けて2つのパターンがあります。
それは、「生理的微笑」と「社会微笑」。
生まれてすぐの赤ちゃんは、ピクッと笑顔のような表情になることがあります。生理的微笑と呼ばれるその現象は、赤ちゃんの反射神経が動いているだけで心模様を表現しているわけではありません。
生後2~3か月ごろになると、徐々に社会微笑が表れるように。家の中など安心できる環境において、パパママに笑顔を見せてくれるようになります。
それだけでも十分に幸せですが、できればもっと笑わせたいですよね。あやすたびにケラケラと笑ってくれたら、それだけで疲れが吹き飛んでしまうでしょう。
では、赤ちゃんを笑わせるにはどのような方法があるのでしょうか?
いないいないばあ
いくつ時代を経ても、変わらず効果大なのが「いないいないばあ」。
両手で顔を隠すだけなので、ご自宅はもちろん外出先などでもあやせます。
赤ちゃんは、単純な遊びが大好き。パパママの顔が見えたり見えなかったりするのは、不思議でおもしろいですね。
ちなみに、「いないいないばあ」用の絵本もたくさん市販されています。両手を使うことはもちろん、絵本を活用するとさらにバリエーションが広がることでしょう。
筆者の体験談ですが、子どもがケラケラと声をあげてはじめて爆笑したのは、鏡を使っての「いないいないばあ」。生後4か月のころ、パパが子どもを抱っこして鏡の前で「いないいないばあ」をしていました。手で隠すことはしていないのですが、パパが上下左右に移動して子どもを鏡に映したり映さなかったりしていたら、びっくりするくらいの大爆笑が聞こえてきて驚きました・・・!
POINT
「いないいないばあ」は「消える」→「現れる」の動作を繰り返すことで短期記憶が身につき、同じことを繰り返すことで「予測」や「期待」という部分で、赤ちゃんの脳の発達を促す効果も期待できます。
手を使って、絵本を使って、鏡を使って・・・。ぜひ、様々なバリエーションで工夫してみてくださいね。
体をやさしくくすぐる
赤ちゃんは、パパママの手のぬくもりに安心します。
笑わせることはもちろん、親子のスキンシップとしても「くすぐりマッサージ」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ベビーマッサージなど、リラックス目的で行われるマッサージは有名です。しかしケラケラと笑わせたいのであれば、かわいい足をコチョコチョ、おなかをコチョコチョ・・・など、やさしいくすぐりを加えてみてください。
筆者の子どもは、生後しばらくはくすぐっても無反応でした。足をくすぐっても脇をくすぐってみてもポーカーフェイスでむしろ心配したものですが、生後半年が経過するころには反応してくれるようになりました。個人差もあるので、様子を見ながら程々に行うのが良いでしょう。
POINT
まだ言葉を話せない赤ちゃんにとって「くすぐり」は、大切なコミュニケーションです。くすぐりで触れ合うことで、赤ちゃんはパパやママとのスキンシップ楽しむ気持ちが芽生えます。
配信: オーディション なび