赤ちゃんを笑わせるための10の方法

赤ちゃんを笑わせるための10の方法

人形遊び

赤ちゃんは、構われることが大好き。

パパママが直接話しかけるのはもちろんすばらしいことですが、時には人形を通じて話してみてはいかがでしょうか。

普通のぬいぐるいでも良いのですが、手や指が入れられるタイプの人形だと、動きがつけやすいのでおすすめです。

「こんにちは〇〇ちゃん!」と、手や指を駆使しながら本物の動物のように操ってみましょう。

POINT

赤ちゃんの人形を選ぶ時は、肌触りの良い安全な素材のものがおすすめです。また、細かいパーツが付いているものよりも刺繍されている方が安心して使えます。

筆者は、手を中に入れられるちょうちょの人形を使っていました。羽をパタパタさせるたびにパリパリと音が出て、視覚と聴覚の両方に働きかけることができます。ひらひらと体の上を飛び、最後は顔に着陸。くすぐったいのか不思議なのか、ケラケラと笑ってくれることがよくありました。

泣いているときに口に手をポンポンと当てる

赤ちゃんは急に機嫌が悪くなることが多く、泣いているときに「どうにか笑わせることはできないか」と試行錯誤するパパママは多いでしょう。

赤ちゃんが泣いているとき、口に手をポンポン当ててみてください。

泣き声がおもしろい音にかわるので、一瞬キョトンとした後に笑ってくれることも。

ただこの方法は、赤ちゃんがベッドに横になっているときにのみ行ってください。

抱っこしている状態で試すには、片方の手だけで赤ちゃんの体を支えなければなりません。万が一の落下のリスクを考えて、抱っこのときは避けておきましょう。

POINT

この遊びは1歳を過ぎてからも、親子で音程やリズムを変えながら「あわわわ~」とお互いのマネをしながら遊ぶと、音やリズムを楽しむきっかけになります。

童謡を歌う

昔から語り継がれる童謡には、語り継がれるだけのパワーがあります。

赤ちゃんにやさしいテンポ、耳馴染みの良いメロディー・・・。大好きなパパママの声での童謡は、赤ちゃんにとって格別のものでしょう。

「ちょうちょう」「チューリップ」「ぞうさん」など、時代を超えた名曲を赤ちゃんに歌ってあげてください。できれば、抱っこをしながらだと赤ちゃんのうれしさは倍増。メロディーとスキンシップのダブル効果で、最高の笑顔を狙いましょう。

POINT

赤ちゃんの時から絵本の読み聞かせや童謡を聴かせることで、たくさんの言葉に触れて覚えるきっかけとなり、将来の「読解力」や「感情」に結びつき、豊かな表現力にも繋がります。

パパママが大げさにあやす

いつものコミュニケーションのひとコマを、極端に大げさに変えてみるのも一つの方法です。

たとえば「ばぁ~」と言っても無反応だったら、「ばぁぁぁー!!!」と大げさなくらいにダイナミックに表現するのです。気分は、保育士になったつもりで。

元気いっぱいに体全体で表現することを意識すれば、「えっこんなことでも笑ってくれるの?」なんて意外なツボを発見できるかもしれませんよ。

POINT

赤ちゃんの笑顔を引き出すために、最も必要なことは、パパやママも一緒に楽しんで笑顔でいることです。赤ちゃんのお世話は大変なことも多いですが、一緒に思いっきり楽しんでみましょう。

笑顔が増えるとメリットもたくさん

赤ちゃんの笑顔が増えると、パパやママが嬉しいだけでなく、赤ちゃんにとってもメリットがたくさんあります。

最後に、笑顔がもたらす嬉しい変化を知っておきましょう。

脳の発達を促す

脳の中で、シナプスという脳神経細胞のつなぎめが増えることで、赤ちゃんの発達は進みます。

赤ちゃんがよく笑うと、シナプスが増え、脳が発達すると言われており、赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら笑顔を増やしていくことで、言葉の発達など知能の発育に大きな影響を与えます。

健康面でのメリット

よく笑うと、身体に悪いものから守ってくれる、体内のNK細胞が活性化されると言われています。

そのため、笑顔でいると免疫力がアップし、記憶力の向上や運動能力の向上にもつながるという研究結果もあります。

笑顔でいると、ストレスも軽減されるので、健康で免疫力の高い体つくりにも繋がります。

性格にも嬉しい影響

笑顔が増えると、精神的な面でもポジティブになるので、どんなことでも楽しめる前向きな性格になりやすいです。

ストレスが溜まりにくくなり、嫌なことがあっても、ポジティブに考えるためには笑顔が欠かせません。

赤ちゃんの時から、パパやママも笑顔でいることで、赤ちゃんは小さなことでも楽しく感じられる思考になれるでしょう。

まとめ

赤ちゃんを笑わせるには、様々な方法があります。

どの笑わせ方にも共通なのが、特別な準備は必要ないということ。

工夫一つで笑顔を見せてくれるので、いろいろと試行錯誤するのも楽しいですね。

また笑い方には個人差があります。「ケラケラ笑ってほしいのにニコッとしただけ・・・」など期待した笑い方ではなかったとしても、その子なりの個性として受け取ってあげてください。

スキンシップやコミュニケーションを楽しみながら、赤ちゃんとの絆をどんどん深めていきましょう。

赤ちゃんはいつから言葉を話すの?大人の言葉は理解してる?

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