人生の一大イベント? 結婚を後悔
婚活パーティーなどを開催するノマドマーケティングが、結婚に関するアンケート調査を実施、結果を発表しました。
調査は2024年9月、30~50代の既婚男女1141人(男性540人、女性601人)を対象にウェブ上で行われたもの。年代と性別の内訳は30代208人(男性74人、女性134人)、40代420人(男性176人、女性244人)、50代513人(男性290人、女性223人)。
事前に行った既婚男女3000人アンケートで「結婚を後悔したことがある」と答えた1285人を対象に行い、1141人から有効回答を得たものです。まず、これまでに離婚を考えたことがあるかについては、「現在考えている」が28.7%、「過去に考えたことがある」が53.3%、「いいえ」は18.0%となりました。
現在考えている割合が多いのは40代で33.3%、過去に考えたことがある割合が多いのは50代で58.7%と突出しています。また、そもそも結婚を決めたときにパートナーに対して不安や妥協点があったかについては「あった」が71.6%を占めています。具体的には「価値観が合わない」「性格」「見た目」「相手の家族」「収入や仕事」などが上位に並びました。
結婚を後悔した理由は、TOP10をカウントダウン順に紹介すると「自分の時間がなくなった」「話を聞いてくれない」「話し合いができない」「相手に魅力がなくなった」「恋愛感情がなくなった」「金銭感覚が合わない」「会話がなくなった」「大事にしてもらえない」「自分ばかり我慢している」「セックスレスになった」の順。特に1位は他と大差を付けています。男性と女性で理由に違いが見られ、男性で多かったのは「セックスレスになった」「行動を制限される」、女性は「自分ばかり我慢している」「大事にしてもらえない」「金銭感覚が合わない」「恋愛感情がなくなった」など、女性は多岐にわたっています。
その他、「宗教めいた活動ばかり」(男性54歳)「喫煙をやめてくれない」(女性59歳)「お金が自由に使えない」(男性57歳)「モラハラ気味」(女性42歳)など、男女ともさまざまな不満を抱えている様子がうかがえます。
人生をやり直せるなら今のパートナーと結婚したいかどうかは、「はい」28.7%「いいえ」71.3%という結果に。どうすれば結婚を後悔しないかについては「価値観を確かめる」「勢いで結婚しない」「言いたいことを言い合う」「結婚後のルールを事前に設ける」などが上位に入っています。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
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