郵便料金まで…30年ぶり30%【大幅値上げ】どう思う?…実は“フリマアプリ”勢が大打撃?

郵便料金まで…30年ぶり30%【大幅値上げ】どう思う?…実は“フリマアプリ”勢が大打撃?

10月1日引き上げられた「郵便料金」…値上げに対しての本音は?

 2024年10月1日から、日本郵便は約30年ぶりに郵便料金を引き上げました。値上げを受け、人々はどのように考えているのでしょうか?

値上げの内容は、標準サイズの封書(25gまで)の料金が84円から110円に、はがきの料金が63円から85円に上昇します。この値上げの背景には、インターネットやデジタル通信の普及に伴い郵便物の利用が大幅に減少していることや、燃料や労働力などのコストが増加している現状があります。ナビットが、2024年8月、全国の主婦を中心とした20~80代のモニター会員1000人を対象に「郵便料金値上げ」についてのアンケートを実施し、その結果を発表しました。

 それによると、「郵便料金の値上げ」について、知っていると回答した人は73.9%で多くの人が、知っていることがわかりました。郵便物の取扱量は、2001年をピークに大幅に減少しており、2023年の取扱量は2001年比で約48.3%減少しています。手紙を出す人が減っているという話がありますが、料金に関しての関心は高いようです。

 郵便の利用頻度について、1番多かったのは「1ヶ月に1日程度」で22%という結果になりました。次に多かったのは「半年に1日程度」で20%、次に「3ヶ月に1回程度」と回答された人が18.8%という結果となり、利用頻度は高くない、といえるでしょう。

「ナビット」が郵便を利用する理由についてのアンケートをしたところ、フリマアプリでの利用という回答が1番多かったようです。フリマアプリを頻繁に利用している人は、料金の値上げが大きな影響を与えるかもしれません。

通信インフラとして長い期間役割を担っている郵便ですが、今後も利用者の減少傾向は予想されていますが、根強い支持もあるようです。「『手紙』『絵はがき』を送る頻度が高い」「(昔人間の考えながら)ある種の安心がある」「年賀状を買うため。年末に限定のキットカットを買いに行く。干支の絵柄が書いてあり、後ろにプチ封筒もついているので、子供にお年玉を入れて渡す」など、安心や、特定の用途で使ういう回答もあり、調査を行った「ナビット」は、「料金改定後も、手紙やはがきを通じた心のこもったコミュニケーションは変わらず続いていく」と分析しています。

(LASISA編集部)

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