日本初!サッカースタジアム併設の複合施設「長崎スタジアムシティ」の多彩な魅力を楽しもう

日本初!サッカースタジアム併設の複合施設「長崎スタジアムシティ」の多彩な魅力を楽しもう

サッカースタジアムを中心に、アリーナ、ホテル、商業施設、オフィスで構成された注目の複合施設・長崎スタジアムシティが、2024年10月14日にオープン。通販番組でおなじみのジャパネットグループが運営し、長崎の強みを生かした地域創生にも取り組む、世界的にもユニークな施設の見どころを紹介する。

■サッカースタジアムとアリーナ併設の商業施設
長崎スタジアムシティは、JR長崎駅から徒歩約10分の好立地にある。「スポーツを通じてワクワク感を届けられる場所を作りたい」という想いから生まれ、サッカースタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank(ピース スタジアム コネクテッド バイ ソフトバンク)」と、「HAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)」を備えた複合施設だ。

現在J2のプロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」の新ホームスタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」は、約2万席が設置され、ピッチとの距離は全方向最短約5メートルとかなり近い。V・ファーレン長崎の取締役兼C.R.Oの高木琢也さんは「この距離感は、プレーヤーの緊張感と集中力が研ぎ澄まされる。スーパープレーも生まれるのではないか」と話す。

10月14日には、商業施設・スタジアムシティノース3階に、V・ファーレン長崎と長崎ヴェルカのオフィシャルグッズを取り扱う大型店舗「FLAGSHIP STORE」もオープンした。

もうひとつの「HAPPINESS ARENA」は、史上最短でB1昇格を決めた、プロバスケットボールチーム「長崎ヴェルカ」の新ホームアリーナで、約6000人の観客を収容できる。可変式の設計でコンサートやイベント会場としての活用も可能で、10月13日には、長崎スタジアムシティこけら落とし 福山雅治フリーライブ「Great Freedom」も開催された。

長崎ヴェルカの代表取締役社長兼GMの伊藤拓摩さんは、「快適性とエンターテインメント性に特化したアリーナ。“すり鉢状”なのでファンの声援も届きやすい」と特徴を説明しつつ、「4年目の勝負の年、いいスタートが切れるようにみなさんの応援と注目をよろしくお願いします」と語った。

■日本初!サッカースタジアム上空を滑走するジップライン
さらに、日本初となるサッカースタジアム上空を滑走する「ジップライン supported by 買取専門店 諭吉」がある。

こちらは、スタジアムの上を通り、オフィス棟と商業棟の屋上を結ぶジップライン。スタジアム上を通過する爽快感が味わえるのはここだけ!サッカーファンならずともチャレンジしたいアクティビティだ。

地上約60メートル。長さ258メートルの距離を約30秒かけて滑走する。サッカースタジアム上空を通過する特別感を味わえるほか、長崎の港や山々なども一望できる。利用できるのは試合がない時間帯限定で、座った状態からスタートする着座型と、胴体をつられたスーパーマン型が選べる。

搭乗条件は体重が40キロから110キロまで。身長は2メートル以下で、17歳未満は保護者の承諾が必要となる。料金は1回2500円で、プラン料金に1500円プラスすると、ジップライン専用カメラでの動画撮影サービスもある。予約はアプリ、またはオフィス棟2階にて受け付けており、キャッシュレスのみの現地払いとなる。

■スタジアムとアリーナの裏側がのぞけるツアーも
試合がない日限定で、スタジアムとアリーナの裏側に潜入できる「長崎スタジアムシティツアー」も開催。選手ロッカーやスタジアムのピッチ、VIP専用ルームなど、通常は関係者しか入ることができない特別なエリアも見学できる、ファン垂涎のツアーだ。

料金はスタジアムツアー、アリーナツアーが各60分で大人2500円より、スタジアムとアリーナ両方を巡るツアーが、各90分で大人3500円より。試合がない日は、サッカースタジアムのチケットゲートをなくし、自由に客席にすわって、公園のような楽しみ方もできるという。

■サッカースタジアムで飲む、できたてのクラフトビール!
サッカースタジアムで醸造するクラフトビールが楽しめるブルワリーレストラン「THE STADIUM BREWS NAGASAKI(ザスタジアムブリュウスナガサキ)」もある。

こちらには、2名の醸造士が在籍。1階の醸造エリアでは、10台のタンクが稼働し、できたてのビールが楽しめる。長崎市伝統の香酸柑橘「ゆうこう」を使用した「ヴィ・ビール」など、通常7から8種、年間約100種のビールを醸造予定だ。

2、3階エリアはレストランエリアとなっており、2階では、ビールやスポーツ観戦にピッタリなアメリカンダイナー的な料理を提供。3階はスポーツバーのような雰囲気で、モニターでスポーツの試合などを放映しながら、ビールとおつまみで盛り上がれる。

このほかにも、長崎初出店や直営のオリジナル飲食を含む約80店舗のテナントが入る商業施設が、10月14日から順次オープン。地下1500メートルから湧出した天然温泉を利用した温浴施設「YUKULU(ゆくる)」などもあり、地元民も観光客もサポーターも、みんなで楽しめる施設となっている。

■日本初!スタジアムを見渡せるホテル
施設内には、日本初のスタジアムが見えるホテルも登場。ロビーや一部の客室、温泉、プールなどから、スタジアムを見渡せる。

客室は全243室。7割はピッチを眺めることができるスタジアムビューの部屋で、残りの3割は、長崎の風景を楽しめるシティビューの部屋となっている。ベッドマットレスと枕は全室、高級寝具のエアウィーヴを採用。アメニティもホテルの天然温泉や五島の椿油を使用したオリジナルのものをそろえている。

5階には、世界中のサッカークラブと連携し、平和のメッセージを発信する「PR(L)AY FOR PEACE」プロジェクトによるコンセプトルームがある。プロジェクト名には、スポーツをプレイする・遊ぶ(=PLAY)と、平和を祈る(=PRAY)という2つの意味が込められており、平和への想いに共感した、4つのサッカークラブが参加している。

スタジアムを見渡せる部屋には、ドイツのVfBシュトゥットガルトと、ベルギーのシント=トロイデンVV、サンフレッチェ広島、Vファーレン長崎の4クラブのクラブカラーを使用。足を踏み入れた途端、テンションが上がることまちがいなしだ。

第2弾として、海外クラブのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCとジェノアCFCの2クラブの参加も決定している。

サッカー尽くしの一夜を過ごしたら、朝食もピッチをながめながら優雅に。朝食付きプランの会場は、4階の「メインバンケット THE STADIUM VIEW」。ビュッフェ形式で、焼きたてのパンに洋食、和食、ちゃんぽんなどの長崎グルメに舌鼓を打つことができる。朝から、心もおなかも大満足間違いなしだ。

■長崎の食材を楽しめるレストランも
ホテル内にはラグジュアリーな雰囲気のレストランが6店舗ある。7階にある「LES CINQ SENS(レサンクサンス)」は、フランス語で五感を意味する、イノベーティブフレンチの店。カウンター型のキッチンで、料理をする音や香りなど、五感を使って楽しむことができる。

シェフが実際に生産者の元を訪れて仕入れた、長崎の食材をふんだんに使用したコース料理が提供されるほか、食後の余韻にもこだわり、佐世保市や諫早市のハーブを使用した、オリジナルのハーブティーが味わえる。

同じく7階のカフェ「CAFÉS & DINERS VERDE(カフェス&ダイナーヴェルデ)」は、旬の長崎産食材を使用したカジュアルフレンチの店だ。

ランチには、店舗で焼いている食べ放題のブレッドビュッフェと季節のスープ、ドリンクが付いたセットもある。窓際の席からはピッチを一望できるほか、食事だけでなく、アフタヌーンティーやスイーツなど、カフェ利用でも楽しめる。

■スタジアムとともに、観光も楽しもう!
せっかく長崎まで来たら、見ておきたい施設がある。1636年(寛永13年)に徳川幕府の命により築造された人工の島「出島」を復元した観光施設だ。こちらでは、オランダ商館長(カピタン)の事務所や、住居として使用されていたカピタン部屋など、レトロな雰囲気を感じることができる。教科書でもおなじみの場所で、歴史に思いをはせよう。

ほかにも、開園50周年を迎えたグラバー園では、2025年3月31日(月)まで開園時間を延長し、夜間イベント「明治夜宴」を開催中。「マダム・バタフライ」をテーマに、園内各所でライトアップショーやプロジェクションマッピングが楽しめます。スタジアムへの遠征を足がかりに、市内観光も楽しんでみてはいかが?

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

関連記事:

Walkerplus
Walkerplus
ウォーカープラスは日本最大級の‟トレンド&おでかけ”情報サイト。全国の注目スポット&最新イベント情報に加え、エンタメ・ビジネス・ライフスタイルなどウォーカー編集部が発信するオリジナルニュース、花見や花火といった季節に応じた大型特集を展開し、「トレンド好き、おでかけ好き」ユーザーの「知りたい・行きたい」をかなえるメディアです。
ウォーカープラスは日本最大級の‟トレンド&おでかけ”情報サイト。全国の注目スポット&最新イベント情報に加え、エンタメ・ビジネス・ライフスタイルなどウォーカー編集部が発信するオリジナルニュース、花見や花火といった季節に応じた大型特集を展開し、「トレンド好き、おでかけ好き」ユーザーの「知りたい・行きたい」をかなえるメディアです。