みなさん、こんにちは。ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。今年の秋も引き続きトレンドの「ジレ」。羽織るだけで着こなしがセンスアップする一押しアイテムですが、その一方で取り入れたくても勇気が出ないという方も多いのだとか。理由は「いかにもオシャレぶってるって感じがして自分が羽織るのは恥ずかしい」からだそう。そこで今回は、さりげなく、自然体に着こなせるジレの取り入れ方をご紹介します。
“いかにもオシャレぶってます”感ってどうすればなくなる?
そもそも、どうしてジレを羽織るのに抵抗があるのか。それは、帽子やサングラスといったコーデにプラスアルファすることでオシャレさが際立つ、“小物アイテム”を取り入れる習慣がないことが大きな原因のひとつです。
「今までTシャツにデニムのフツーの着こなしだった私が、急にジレなんか羽織っちゃって……しかもそれを人に指摘されようものなら恥ずかしくていたたまれない!」と、オシャレを楽しむ自分に自信が持てない方が非常に多いように思えます。
その解決策はシンプルに「オシャレぶってる自分に慣れる」しかないのですけど、それを言っては元も子もありません……。そして、やはりオシャレが自然に見える人と、いかにも頑張っています! という方ってどことなく差が出ているように感じますよね。ご自身が後者にならないためには何をどう気をつければ良いのでしょうか。
テクニック1:インナーorジャケットを同色でまとめる
ジレはカーディガンなどの羽織りものの部類に入りますが、袖のあるカーディガンとは違ってオシャレな重ね着アイテムというイメージが定着しています。カーディガンは防寒としての役割もあるので、ジレよりも一般的に取り入れられる頻度も高いですよね。
なので、ジレとインナーの色合いにコントラストがつくとジレが浮いて見えやすいです。例えば、白のカットソーの上に黒のジレを羽織るなど……。もちろん、コーデとしてNGではないのですがジレが目立つので、慣れていないと着こなしに抵抗感が生まれやすいでしょう。
そのためインナーとジレ、またはジレとジャケットは同系色で馴染ませるとジレが浮かずにコーデにすんなり馴染みます。ライトベージュのジレに、アイボリーのカットソー、グレーやブラック同士の組み合わせも良いですね。
配信: 女子SPA!