「新木優子“肉まん投稿”は秋の訪れ」記事に異議アリ!旅ライターが力説する「“雲”への思い入れ」

 朝夕が肌寒くなり、女優の新木優子がSNS に肉まんの写真をあげたことで、「秋の兆候」が出始めたと報じられたのは、さる9月26日付の「日刊現代DIGITAL」でのこと。

 同メディアによれば、芸能人が肉まんの写真をSNSにアップする時期というのは、決まっているとかで、毎年9月から翌年5月までなのだそうだ。ここ2、3年については、2022年9月4日に郷ひろみがアップしたことで始まり、23年5月10日に木村文乃がアップしたのを最後に途絶えたという。そしてその年の11月25日には北川景子が、今年2月11日には橋本環奈がXに写真こそ投稿していないものの、肉まん絡みでコメントしていると報じている。

 だが、これに斜め上から異論を唱えるのは、さる旅ライターだ。こんなふうに持論を展開する。

「肉まんは夏にも食べますし、アイスだって冬に食べます。秋の兆候といえば、やっぱり雲の変化です。『うろこ雲』や『いわし雲』といって、細かな粒がたくさん集まってできているような雲が出てきたら秋。あるいは、羊の群れのように見えるフワフワな『ひつじ雲』も秋の代表です。こうした雲を目にすると、秋が深まったと言えます」

 一方、雲研究者で「雲を愛する技術」(光文社新書)を著し、YouTube活動なども行っている荒木健太郎氏は、雲には身近な存在でありながらあまり知られていない実態があると語っている。

 そもそも雲は、季節によって種類や形が変わらないというのが真実なのだそうだ。本来はどの形の雲も、一年中できては消え、できては消え、を繰り返しており、それが見えるか見えないかの差なのだという。

 具体的には、季節によって変わる上空の気温や、太陽の照射時間によって異なる低気圧の通る道が近づいたり離れたりすることで、上空の雲が見えたり、見えなかったり。いずれもほぼすべて動いている雲で、秋は空が澄みわたり上空まで見通しがきくので、高度な雲が見られるというのが実態なのだそうだ。

 前出の旅行ライターは言う。

「つい先日、鳥取県内の空に、縦に伸びる巨大な青い帯が出現したニュースは見ました?あれを見て、『この世の終わりかも』『UFOが出現する前触れ』などの悲鳴が上がって、私もそう感じました。結局、それについては専門家の見解から、『薄明光線』だったことが判明していましたが、とにかく肉まんより雲を見て、秋を感じてほしい。タレントさんたちが肉まんをアップするのは、仕事なんでしょうかね? 雲の中には、肉まんのように見えるものもありますけど(笑)」

 あなたは肉まん派?それとも、雲派?

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アサジョ
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